DDM 調査をスケジュールする
DDM でスケジュールされる調査のスケジュール時間枠は、1 時間です。例えば、調査を 1 時に実行するようにスケジュールした場合、実際には 1 時から 2 時の間に実行するようにスケジュールされます。調査が失敗した場合は、1 時間が経過した後、失敗したことが認識されます。このことは、どちらの調査のオプション(起動時に実行、無視、次の期間に実行) が失敗した場合にも当てはまります。失敗した調査のオプションは、1 時間のスケジュール時間枠が経過した後にのみ有効になります。
DDM 調査をドメインで使用する場合、複製がどのように調査スケジュールに影響するか考えなければなりません。新規の調査またはスケジュール変更された調査が新規のスケジュールを使用するのは、新規の調査文書または更新された調査文書をドメインで複製した後です。
例をいくつか示します。
- Web ベストプラクティス調査を毎週、火曜日 3:45 AM に実行するよう設定されています。[失敗した調査をどのように処理しますか] フィールドは [失敗した調査を起動時に実行] に設定されています。
- スケジュールを変更するか、調査の [失敗した調査をどのように処理しますか] 値をリセットします。この変更は 1 つのサーバー上で行われていますが、ドメイン内のすべてのサーバーにはまだ複製されていません。
- サーバーを起動します。元のスケジュールにしたがって調査が実行されます。ドメインのすべてのサーバーにスケジュールの変更が複製されるまで、更新されたスケジュールは認識されないためです。
調査を毎日、毎週、月の指定日、その他に実行するようスケジュールすることができます。調査を繰り返し行う間隔も指定します。個々のサーバーまたはサーバーのグループで調査を実行するようスケジュールできます。
調査を作成、編集するときに、調査文書の [スケジュール] タブで調査スケジュールをセットアップします。
DDM データベース (DDM.NSF) に普通と異なるイベント文書や予期しないタイミングで作成または更新された文書がある場合、そのイベント文書を作成した調査の調査文書に対してスケジュール変更が行われたかどうかを確認します。調査スケジュールを変更したために、予期しないイベント文書が作成された可能性があります。