本更新リリースの新機能

このリリースの BigFix® for Patch for Solaris には、エンドポイントのアップグレード・リストを取得するための、既存のソリューションに対する機能拡張が含まれています。

1. 新機能
新機能または機能拡張 説明 参照
Solaris 11.3 用の Fixlet コンテンツ Solaris 11.3 のパッチ更新は、Solaris サポート・リポジトリー更新 (SRU) を通じてリリースされます。 Solaris 11 以降でのエンドポイントへのパッチ適用

以前の更新

以下に示す本製品の追加機能にアクセスするには、「Patches for Solaris 11」サイトをサブスクライブする必要があります。

2. 以前の更新
新機能または機能拡張 説明 参照
Solaris 10 対応のエンドポイントのアップグレード・リスト

「エンドポイントのアップグレード・リスト - Solaris 10」分析が、オペレーティング・システムの更新を必要としている Solaris 10 エンドポイントを、最近公開された Solaris OS リリースに対する更新およびカーネル・パッチ更新があるかについて確認して取得するように機能拡張されました。

この分析は「Patches for Solaris」サイトから入手できます。

エンドポイントのアップグレード・リストの取得
Solaris 10 対応のミラー管理

BigFix に、パッチ適用前のルート・ディスク・ミラーの分断に役立つタスクと、パッチのインストールおよびアップグレードの検証時にディスクのミラーリングを再開する別のタスクが用意されました。

これらのタスクは「Patching Support」サイトで入手できます。

ミラー管理
Solaris 10 対応のネットワーク・ファイル・システム (NFS) のサポート

Oracle 推奨パッチ・クラスターと Oracle の重要なパッチ更新 (CPU) のための Fixlet により、パッチを NFS から直接インストールできるようになり、それらをローカル・システムにコピーする手順が不要になりました。

この機能は、「Patches for Solaris」サイトにあるパッチ・クラスターおよび CPU に適用可能です。

使用する NFS を選択して、「Patching Support」サイトで入手可能なタスクから NFS の基本構成を実行できます。

ネットワーク・ファイル・システムのサポート
推奨パッチ・クラスターに対する Solaris Live Upgrade のサポート Oracle 推奨パッチ・クラスターを Live Upgrade によって適用して、パッチ適用時に問題が発生した際のフェイルバックをより簡単に実行することが可能になりました。これらのパッチ・クラスターは「Patches for Solaris Live Upgrade」サイトから入手できます。 Solaris 10 以前でのエンドポイントへのパッチ適用
Solaris 10 および 11 用のエンドポイントのアップグレード・リスト

BigFix で、更新が必要な Solaris 10 および 11 のエンドポイントのリストを取得するためのコンテンツを使用できるようになりました。

Solaris 10 システム用のエンドポイントのアップグレード・リストを取得する分析は、「Patches for Solaris」サイトから入手できます。これに対応する Solaris 11 システム用のタスクおよび分析は、「Patches for Solaris 11」サイトで入手できます。

エンドポイントのアップグレード・リストの取得
Solaris 10 および 11 のパッケージ・リスト結果

BigFix で、Solaris 10 および 11 のエンドポイントに現在インストールされているすべてのパッケージのリストを収集する分析を使用できるようになりました。この情報を利用して、最新のインストール済み環境に対する現在のインストール済みパッチのレベルを検証することができます。これらの分析は、「Patches for Solaris」サイトおよび「Patches for Solaris 11」サイトで入手できます。

インストールされているパッケージの情報の取得
Solaris 11 用のパッケージ・インストール・タスク BigFix で、「Patches for Solaris 11」サイトにある「pkg を使用したパッケージのインストール」タスクを使用して、1 つ以上のパッケージをエンドポイントにインストールできるようになりました。このタスクは、ディストリビューション全体を最新の SRU にアップグレードする予定の場合にも使用できます。 Solaris 11 へのパッケージのインストール
Solaris 11.2 用の Fixlet コンテンツ Solaris 11.2 のパッチ更新は、Solaris サポート・リポジトリー更新 (SRU) を通じてリリースされます。 Solaris 11 以降でのエンドポイントへのパッチ適用
Solaris 11/11 および Solaris 11.1 用の Fixlet コンテンツ

Solaris 11/11 と Solaris 11.1 のパッチの更新は、Solaris サポート・リポジトリー更新 (SRU) を使用してリリースされます。これらの更新にはいくつかの修正が含まれ、Oracle サポート・リポジトリーから入手できます。

Solaris Image Packaging System リポジトリーの管理

ローカル・リポジトリーを Solaris 11 のエンドポイントに割り当てるための「Solaris Image Packaging System リポジトリーの管理 (Solaris Image Packaging System Repository Management)」ダッシュボード。

組織での業務を適切に行うには、デプロイメント環境内のエンドポイントを定期的に更新することが重要になります。ネットワークの制限により、Oracle がホストするリポジトリーから最新の変更セットを取得できないことがよくあります。そのため、独自のローカル・パッケージ・リポジトリーを保守して、この制限を緩和するようにしてください。ローカル・リポジトリーを使用すると、エンドポイントがアクセスする更新を制御することができます。

現在の環境で、複数のローカル・リポジトリーを使用することができます。たとえば、あるローカル・リポジトリーを使用して Oracle による SRU の最新の変更をミラーリングし、別のローカル・リポジトリーを使用して特定の SRU だけを格納することができます。

「Solaris Image Packaging System リポジトリーの管理 (Solaris Image Packaging System Repository Management)」ダッシュボードの概要