ターゲットが既にリモート・コントロール・セッションに参加しているときに、そのターゲットに対して P2P モードで接続を試みる場合は、設定されているターゲット・プロパティーに応じて、セッションに参加するか、セッションを切断することができます。
このタスクについて
ターゲット・プロパティーが Managed = No かつ CheckUserLogin = Yes で、AllowForceDisconnect = Yes であるか、コラボレーションが開始されている場合は、このタスクのステップを実行できます。以下のステップを実行して、セッションに参加するか、セッションを切断します。
手順
- ターゲットとの P2P セッションを開始し、ターゲットの IP アドレスとポートを接続ウィンドウに入力します。
- オペレーティング・システムの ID およびパスワードを使用してログオンします。
ターゲットが既にリモート・コントロール・セッションに参加している場合は、認証に成功すると、アクション・ボタン付きのメッセージ・ウィンドウが表示されます。
- メッセージ・ウィンドウで必要なアクション・ボタンをクリックします。
- キャンセル\n
- メッセージ・ウィンドウを閉じてセッション試行を終了する場合は、「キャンセル」をクリックします。
- 結合
- 現在のコラボレーション・セッションに参加する場合にクリックします。ユーザー確認が有効化されている場合は、セッションへの受け入れがコントローラーとターゲットのユーザーによって決定されます。ここで受け入れられると、セッションに参加できます。拒否された場合は、セッションに参加できません。
- セッションの切断
- セッションを切断する場合にクリックします。「セッションの切断」をクリックすると、要求が現在のコントローラーに通知されたことと、現在のコントローラーが自動的に切断されるまでの応答に使用できる時間を示すメッセージ・ウィンドウが表示されます。「キャンセル」をクリックすると、現在のコントローラーに、「切断要求はキャンセルされました」というメッセージが表示されます。ターゲットへの接続試行は終了します。
- 現在のコントローラーの画面にも、要求への応答が時間切れになるまでの秒数を示すタイマーと、切断要求の受け入れまたは拒否を決定するオプションを含むメッセージ・ウィンドウが表示されます。コントローラー・ユーザーが選択できるオプションは以下のとおりです。
- 受け入れる
- ターゲット・ユーザー確認が有効化されている場合は、コントローラー・ユーザーが「同意する」をクリックすると、ターゲットへの接続が最終的にターゲット・ユーザーによって決定されます。ターゲット・ユーザーが要求を受け入れた場合、または指定された時間内に応答がなく、かつ AcceptanceProceed プロパティーが PROCEED に設定されている場合は、ターゲットに接続されます。ターゲット・ユーザーが要求を拒否した場合、または指定された時間内に応答がなく、かつ AcceptanceProceed プロパティーが ABORT に設定されている場合は、ターゲットに接続されません。ターゲット・ユーザー確認が有効化されていない場合は、現在のセッションが切断され、ターゲットに接続されます。
- 拒否
- 現在のコントローラー・ユーザーが「拒否」をクリックすると、ご使用のシステムにメッセージが表示され、現在のコントローラーはセッションから切断されません。
- 応答なし (No response)
- 現在のコントローラー・ユーザーが指定された時間内に応答せず、AcceptanceProceed プロパティーが PROCEED に設定されている場合は、ターゲットに接続されます。AcceptanceProceed が ABORT に設定されている場合は接続されません。