サーバーからのリモート・コントロール・セッションの開始

このタスクについて

BigFix® Remote Control サーバー では、1 つ以上のターゲットを表示する任意のレポートからターゲットを選択したときに、リモート・コントロール・セッションを開始することができます。これらのレポートのいくつかの例を以下に示します。

すべてのターゲット
このレポートを作成する方法については、すべてのターゲットの表示 を参照してください。
注: このレポートには、ターゲットにログオンしているユーザーのユーザー ID も表示されます。
最近アクセスされたターゲット
このレポートを作成する方法については、最近アクセスされたターゲットの表示 を参照してください。
お気に入り
このレポートを作成する方法については、お気に入りターゲット・リストの表示 を参照してください。
ターゲットの検索
このレポートを作成する方法については、ターゲットの検索 を参照してください。

以下のステップでは、「すべてのターゲット」レポートからセッションを開始する方法について説明します。他のレポートについては、これらのレポートの表示に関する該当セクションを参照してから、以下のステップ 2 以降を実行してください。

セッションを開始するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. 「ターゲット」 > 「すべてのターゲット」をクリックします。
  2. ターゲットを選択します。
  3. 「セッションを開始」をクリックします。
    セッションの開始画面が表示されます。この画面には、選択されたターゲットの詳細 (例えば、インストールされているターゲット・ソフトウェアのバージョンや、セッションに割り当てられるポリシーおよびアクセス許可など) が表示されます。
  4. 開始するセッション・タイプに対応するセッション・モード・ボタンをクリックします。
  5. 「開く」または「保存」ウィンドウが表示されたら、「開く」を選択します。

タスクの結果

コントローラーの実行が開始され、セッションが受け入れられるか、拒否されます。

セッションが受け入れられた場合は、接続が確立し、ターゲット画面を示すコントローラー・ウィンドウが表示されます。コントローラー・ウィンドウのヘッダーには、ターゲットの IP アドレスが表示されます。これは、一度に複数セッションを実行している場合に、接続先を把握するのに役立ちます。

セッションが拒否された場合は、メッセージが表示されます。

セッション拒否が発生する理由は、いくつかあります。

  • セッションにはユーザー確認が必要である場合に、ターゲット・ユーザーが確認ウィンドウで「拒否する (refuse)」をクリックした。
  • ターゲット・ユーザーが、指定された時間内にセッションを受け入れなかった。これは、確認待ち時間ポリシーと、受け入れタイムアウト・ポリシーが中止に設定されているかどうかによって決まります。
  • ターゲットが既にリモート・コントロール・セッション中である。この場合は、ターゲットの接続先を示すメッセージが表示されます。
ポリシーについて詳しくは、「BigFix® Remote Control 管理者ガイド」を参照してください。
注:
  1. 「セッションを開始」画面にセッション・モード・ボタンが表示されずにエラー・メッセージが表示される場合は、この理由として以下のケースが考えられます。
    • ユーザーまたはターゲットがどのグループにも所属していない。
    • ユーザーおよびターゲットが属するグループのいずれにもアクセス許可リンクが定義されていない。
    • ターゲットがオフラインである。
    • セッション・モード・ポリシーのいずれも「はい」に設定されていない。
    グループ、ポリシー、およびアクセス許可について詳しくは、「BigFix® Remote Control 管理者ガイド」を参照してください。