「バンドルおよびメディア・マネージャー」ダッシュボード

MDT Bundle Creator をインストールし、「バンドルおよびメディア・マネージャー」ダッシュボードを使用して、MDT バンドルとデプロイメント・メディアを作成することができます。

このダッシュボードを使用するには、最初に「Bundle Creator マシン情報」分析をアクティブにする必要があります。

「バンドルおよびメディア・マネージャー」ダッシュボードの「デプロイメント・リソース」タブ
このダッシュボードから、以下を行うことができます。
  • 「MDT Bundle Creator と Windows Media」タブから「MDT Bundle Creator のインストール」をクリックして、MDT Bundle Creator をインストールします。このウィザードで、デプロイメント・パターンに最適なツールの組み合わせを選択します。ツールを選択すると、対応する一連のサポート対象オペレーティング・システムが強調表示されます。

  • デプロイを予定しているオペレーティング・システム向けに MDT バンドルを作成します。MDT バンドルは、イメージの再作成、キャプチャー、ベア・メタル・デプロイメントに必要なスクリプト、OS のリソース・ファイル、フォルダーを集めたものです。MDT Bundle を作成する場合は、現在の環境にデプロイするオペレーティング・システム、アーキテクチャー、Service Pack の組み合わせごとに、これらのリソースを指定する必要があります。

    「MDT バンドルの作成」ウィザードは、選択された Bundle Creator マシンで使用可能なソフトウェア・スタックを検出します。このウィザードは、インストールされているソフトウェアに基づいて、MDT バンドルを作成するための正しいリソースの選択手順をガイドします。バンドルの作成先となるターゲットには、Windows 自動インストール・キット (WAIK) または Windows アセスメント デプロイメント・キット (WADK) がインストールされている必要があります。

  • PXE サーバーが使用できない場合にシステムをブートするため、およびネットワークから切断されたターゲットにプロファイルをデプロイするために、「デプロイメント・メディアの作成」ウィザードで、ネットワーク・ブートとオフライン・デプロイメント用のメディアを作成します。サポートされるメディア・タイプは、USB デバイス、CD デバイス、DVD デバイスです。
  • Linux OS リソースをインポートします。
  • 「Linux メディア」タブから Linux デプロイメント・メディアを作成します。
「MDT Bundle Creator と Windows Media」タブに示される各ターゲットについて、以下の情報が表に表示されます。
  • インストールされている OS Deployment サーバーのバージョン
  • インストールされている MDT Bundle Creator のバージョン
  • インストールされているデプロイメント・キット

「警告」列には、一部の前提条件が欠落していないかどうか、一部のコンポーネントが、使用可能なタスクで必要なバージョンまたはレベルになっていないかどうかが表示されます。

MDT Bundle Creator は、「MDT Bundle Creator の設定」ノードから手動でコンピューターにインストールできます。手動でインストールした Creator が、BigFix クライアントがインストールされているシステム上にある場合は、使用可能な MDT Bundle Creator のリストにその Creator が表示されます。parameters.ini ファイル内の必須パラメーターをカスタマイズし、MDT Bundle Creator 実行可能ファイルを起動して MDT バンドルを作成することもできます。手動インストールと手動構成については、手動による MDT Bundle の作成と管理を参照してください。

注: バージョン 3.4 よりも前のバージョンの MDT Bundle Creator がインストールされている場合、これらのコンピューターはダッシュボードに表示されますが、これらのターゲットについては「MDT バンドルの作成」ウィザードが無効になります。