サイレント・モードでの Linux へのサーバーのインストール

Linux に BigFix Inventory サーバーをインストールするには、選択したコンピューターにアプリケーション・インストーラーをダウンロードし、install_response.txt ファイルのパラメーターを編集して、インストール・コマンドを実行します。

始める前に

  • BigFix クライアントが、BigFix Inventory サーバーのインストール先コンピューターにインストールされていることを確認します。
  • root としてインストールを開始し、サーバーをシステム・サービスとして登録し、後で Fixlet を使用してアップグレードできるようにします。それ以外の場合は、root 以外のユーザーとしてインストールを開始できます。
  • sudo の使用はサポートされていません。

手順

  1. BigFix Inventory インストーラーをダウンロードします。
    1. BigFix コンソールにログインします。
    2. ナビゲーション・バーで、「サイト」 > 「外部サイト」 > BigFix Inventory v10 > 「Fixlets とタスク」をクリックします。
    3. 右上のペインで、「BigFix インベントリーのダウンロード」を選択し、「アクションの実行」をクリックします。
    4. インストーラーをダウンロードする先のコンピューターを選択し、「OK」をクリックします。
      インストーラーは、選択したコンピューター上の /user/BFI_installer ディレクトリーにダウンロードされます。デフォルトは、以下のとおりです。/root/BFI_installer
  2. インストーラーをダウンロードしたコンピューターに root としてログインします。
  3. インストーラーがダウンロードされたディレクトリーに移動し、インストール・ファイルを解凍します。
    tar xvf installation_package
  4. /user/BFI_installer/licenses/LA_language.txt ファイルの使用許諾契約書を読みます。
  5. install_response.txt 応答ファイルを編集し、インストール環境に合わせて調整します。RSP_LICENSE_ACCEPTED パラメーターが true に設定されていることを確認します。ライセンスを受諾しないと、インストールは失敗します。インストール・パラメーターについて詳しくは、次を参照してください。サーバー・インストール応答ファイル
  6. インストール・ファイルが格納されたディレクトリーに移動します。インストールを開始するには、以下のコマンドを実行します。
    setup-server-linux-x86_64.sh -f response_file_path -i silent
    ここで、response_file_path は使用している応答ファイルの絶対パスです。例:
    setup-server-linux-x86_64.sh -f /root/BFI_installer/install_response.txt -i silent
    ヒント: スクリプトの使用法に関するヘルプ情報を表示するには、-h オプションを使用します。例:setup-server-linux-x86_64.sh -h.
    ヒント: インストールに時間がかかっている場合は、以下の項目を確認します。
    • ハード・ディスクのパフォーマンスと速度を確認します。
    • アンチウィルスが各ファイルを個別にスキャンしているかどうかを確認します。これが原因で、パッケージングの速度が低下することがあります。その場合は、アンチウィルスをオフにしてください。アンチウィルスをオフにできない場合は、インストールに時間がかかることを想定してください。

次のタスク

BigFix Inventory ユーザー・インターフェースにアクセスし、初期構成を完了します。ユーザー・インターフェースにアクセスするには、以下に進みます。https://host_name:port。ここで、host_name および port はインストール時に指定した値です。