対話モードでの Linux へのサーバーのインストール

Linux に BigFix Inventory サーバーをインストールするには、選択したコンピューターにアプリケーション・インストーラーをダウンロードし、 setup-server-linux-x86_64.sh スクリプトを実行します。次に、インストール・ウィザードの指示に従ってください。

始める前に

  • BigFix クライアントが、BigFix Inventory サーバーのインストール先コンピューターにインストールされていることを確認します。
  • コンピューターが以下の要件を満たしていることを確認します。
    • グラフィカル・ユーザー・インターフェースが使用可能である
    • X サーバーが構成されている
    • DISPLAY 変数が正しく設定されている
  • root としてインストールを開始します。そうしないと、サーバーがシステム・サービスとして登録されません。
  • sudo の使用はサポートされていません。

手順

  1. BigFix Inventory インストーラーをダウンロードします。
    1. BigFix コンソールにログインします。
    2. ナビゲーション・バーで、「サイト」 > 「外部サイト」 > BigFix Inventory v10 > 「Fixlets とタスク」をクリックします。
    3. 右上のペインで、「BigFix インベントリーのダウンロード」を選択し、「アクションの実行」をクリックします。
    4. インストーラーをダウンロードする先のコンピューターを選択し、「OK」をクリックします。
      インストーラーは、選択したコンピューター上の /user/BFI_installer ディレクトリーにダウンロードされます。デフォルトは、以下のとおりです。/root/BFI_installer
  2. インストーラーをダウンロードしたコンピューターに root としてログインします。
  3. インストーラーがダウンロードされたディレクトリーに移動し、インストール・ファイルを解凍します。
    tar xvf BFI-server-version-timestamp-linux-x86_64.tar.gz
  4. インストールを開始するには、setup-server-linux-x86_64.sh スクリプトを実行します。
    ヒント: インストールに時間がかかっている場合は、以下の項目を確認します。
    • ハード・ディスクのパフォーマンスと速度を確認します。
    • アンチウィルスが各ファイルを個別にスキャンしているかどうかを確認します。これが原因で、パッケージングの速度が低下することがあります。その場合は、アンチウィルスをオフにしてください。アンチウィルスをオフにできない場合は、インストールに時間がかかることを想定してください。
  5. インストールの言語を選択して、「OK」をクリックします。インストール・ウィザードが始動し、「ようこそ」パネルが開きます。「次へ」 をクリックします。
    使用する言語をインストール・ウィザードで選択できない場合は、システム・ロケールを、選択した言語に設定してください。詳しくは、こちらを参照してください:トラブルシューティング
  6. ご使用条件を読んで同意し、「次へ」をクリックします。
  7. ウィザードの指示に従って、必要なインストール・パラメーターを指定します。
  8. インストールが完了したら、「完了」をクリックしてウィザードを終了します。
    ヒント: インストール中に問題が発生した場合は、$HOME\BFI9.2.16 ディレクトリーにあるログ・ファイルを分析してください。

タスクの結果

BigFix Inventory サーバーがインストールされ、ブラウザーが開いて初期構成が表示されます。ブラウザがインストールされていない場合、または別のコンピューターから構成を完了する場合は、以下に移動してください。https://host_name:port。ここで、host_name および port はインストール時に指定した値です。

次のタスク

初期構成を完了します