Linux での BigFix Inventory 用の DB2 のインストール

Linux 上にインストールされている BigFix Inventory には、DB2 データベースが必要です。データベースは、BigFix Inventory サーバーと同じコンピューターにインストールすることも、別のコンピューターにインストールすることもできます。BigFix プラットフォーム用にインストールした DB2 のインスタンスを再利用することもできます。DB2 インストール・パッケージは、BigFix Inventory と一緒に提供されます。

このタスクについて

以下のシナリオは、BigFix Inventory と一緒に提供される DB2 のインストール方法を示しています。このシナリオがご使用の環境に合わない場合、あるいは各ステップまたはその他のインストール・オプションに関する詳細情報が必要な場合は、DB2 11.5 の資料を参照してください。

手順

  1. インストール・パッケージがあるディレクトリーに移動し、インストール・ファイルを解凍します。
    tar xvf installation_package
  2. 解凍先ディレクトリーから、インストール・スクリプトを実行します。
    ./db2setup
  3. 「DB2 セットアップ・ランチパッド」のナビゲーション・バーで、「製品のインストール」をクリックします。
  4. スクロールダウンして、DB2 Workgroup Server Edition の下の「新規インストール」をクリックします。
  5. ご使用条件を読んで同意します。「次へ」 をクリックします。
  6. インストール・タイプを選択し、「次へ」をクリックします。
  7. 「DB2 Server Edition をこのコンピューターにインストールし、設定を応答ファイルに保存する」を選択し、「次へ」をクリックします。
  8. インストール・ディレクトリーを指定し、「次へ」をクリックします。
  9. DB2 Administration Server のユーザーを作成し、「次へ」をクリックします。
  10. 「DB2 インスタンスの作成」を選択し、「次へ」をクリックします。
  11. 「単一パーティション・インスタンス」を選択し、「次へ」をクリックします。
  12. DB2 インスタンス所有者を作成します。このユーザーは、BigFixBigFix Inventory の間の接続の詳細を指定するときに必要となります。その後、「次へ」 をクリックします。
  13. 分離ユーザーを作成し、「次へ」をクリックします。
  14. DB2 サーバーをセットアップして通知を送信するか、2 番目のチェック・ボックスを選択してこのステップを省略します。その後、[次へ] をクリックします。
  15. 設定を確認して、「完了」をクリックします。インストールが開始します。
  16. インストールが完了したら、ライセンス・ファイルを追加してライセンスを拡張します。
    1. 解凍したインストール・ファイルがあるディレクトリーから、/db2/license に移動します。
    2. db2wse_o.lic ファイルを DB2 インスタンス所有者のホーム・ディレクトリー (デフォルトでは、/home/db2inst1) にコピーします。
    3. 端末を開き、ユーザーを DB2 インスタンス所有者に切り替えます。
      su - db2inst1
    4. インストール済み環境にライセンス・ファイルを追加します。
      db2licm -a db2wse_o.lic

タスクの結果

DB2 のインストールが完了しました。デフォルトの場所は /opt/ibm/db2 です。