ご使用の環境への BigFix Inventory のデプロイメントが円滑に行われるようにするための要件と使用可能なインストール・シナリオについて説明します。
インストールを開始する前に、ハードウェアとソフトウェアの要件、およびその他の考慮事項に関する情報を検討して、インストールが正常に完了したことを確認してください。
BigFix Inventory の完全なデプロイメントは、BigFix Inventory サーバーおよびそのデータベース、BigFix サーバーおよびそのデータベース、および BigFix コンソールで構成されています。さらに、ソフトウェア・インベントリー・データを収集するすべてのコンピューターに BigFix クライアントをインストールする必要があります。ご使用の環境の規模に応じて、単一のコンピューターにすべてのコンポーネントをインストールするか、複数のコンピューターにコンポーネントを分散させることができます。
The tables in this section provide detailed information about the system requirements for BigFix Inventory 10.
インフラストラクチャー内のコンピューターに、前提ソフトウェアがすべてインストールされていることを確認します。
セットアップ中に、ご使用のハードウェアの仕様に応じた最適なデプロイメント・サイズを指定します。以下の推奨事項は、一般的な手引きとして使用してください。
インフラストラクチャーを計画する際に、BigFix Inventory、BigFix、およびデータベースの各コンポーネント間の通信が可能になるように、それらが使用するポート番号が空いていることを確認してください。
一部の Fixlet では、BigFix サーバーからインターネットに接続して、必要なファイルと更新をダウンロードする必要があります。これらをダウンロード可能にするには、サーバーがインストールされているコンピューターから当該 Web アドレスにアクセスできなければなりません。これらのアドレスをファイアウォールの例外として追加し、プロキシー・サーバーを使用している場合は、プロキシー・サーバーがこれらのアドレスにアクセスできるようにしてください。
BigFix サーバーが、Fixlet サイトへのアクセスまたはダウンロードのプリフェッチを行うためのインターネット接続にプロキシーを使用する場合、カタログ伝搬が正しく機能するように、BigFix Inventory サーバーを例外リストに追加する必要があります。
すべてのインフラストラクチャー・コンポーネントは管理ユーザーとしてインストールできます。非管理ユーザーとして一部のコンポーネントをインストールすることもできますが、いくつかの制限が適用されます。
このトピックでは、BigFix Inventory と License Metric Tool の共存に対してサポートされるシナリオについて説明します。
Windows での BigFix Inventory の完全なデプロイメントは、3 つのコンポーネント(BigFixプラットフォーム、 BigFix Inventory サーバー、MS SQL データベース) のインストールが必要です。さらに、ソフトウェア・インベントリー・データを収集するすべてのコンピューターに BigFix クライアントをインストールする必要があります。すべてのコンポーネントを最初からインストールすることも、 BigFix Inventory サーバーを既存の BigFix インフラストラクチャーに追加することもできます。ご使用の環境の規模に応じて、単一のコンピューターにすべてのコンポーネントをインストールするか、複数のコンピューターにコンポーネントを分散させることができます。
Linux での BigFix Inventory の完全なデプロイメントは、3 つのコンポーネント(BigFixプラットフォーム、 BigFix Inventory サーバー、DB2 データベース) のインストールが必要です。さらに、ソフトウェア・インベントリー・データを収集するすべてのコンピューターに BigFix クライアントをインストールする必要があります。ご使用の環境の規模に応じて、単一のコンピューターにすべてのコンポーネントをインストールするか、複数のコンピューターにコンポーネントを分散させることができます。
インストール中に問題が発生した場合は、その問題に関する詳細を確認し、問題を修正してからインストールを再開することができます。BigFix サーバーおよび BigFix Inventory サーバーが分離したネットワーク内にある場合は、自動アドレス検索を無効にして、初期構成に関する問題を回避することができます。現在のアプリケーションとカタログのバージョンを調べて、インストールと初期構成が正常に行われたことを確認する方法について説明します。