SQL Server データベースのバックアップ

データベースをバックアップ・ファイルに保存することで、データベースのコピーを作成できます。必要に応じて、別のコンピューターにバックアップを移動して、異なる BigFix Inventory インスタンスでそのバックアップをリストアできます。

始める前に

  • データベースのバックアップとリストアは、1 つのバージョンの BigFix Inventory 内でのみ実行できます。
  • BigFix Inventory および Microsoft SQL Server Management Studio がインストールされている必要があります。
  • ターゲット・ディレクトリーに十分なストレージ・スペースがあることを確認します。バックアップ・ファイルのサイズは、BigFix Inventory に対してレポートを実行するコンピューターの数と、データベース内に保管される履歴データの量によって異なります。そのため、バックアップ・ファイルの正確なサイズを見積もることはできません。小規模の環境の場合、バックアップ・ファイルのサイズは 1GB から始まり、30000 台のコンピューターが存在する環境の場合、ファイルは 40 GB に達します。圧縮を使用すると、バックアップ・ファイルのサイズを大幅に減少できます。

手順

  1. バックアップ対象のデータベースをホストしているコンピューターにログインします。
  2. Microsoft SQL Server Management Studio を開きます。
  3. 左側のナビゲーション・バーで、「データベース」を展開します。
  4. バックアップするデータベースを右クリックし、「タスク」 > 「バックアップ」をクリックします。
    注: TEMADB is the default database name. If you are unsure whether it applies to your database, see: Checking the database name.
    データベースのバックアップ。
  5. バックアップの詳細を確認してから、「OK」をクリックしてバックアップを作成します。詳細の確認
  6. 「OK」をクリックします。

タスクの結果

データベースが正常にバックアップされると、ステップ 5 で指定したロケーションに bak ファイルがあります。

次のタスク

データベースを別の BigFix Inventory インスタンスに移動したい場合は、バックアップ・ファイルをターゲット・コンピューターにコピーし、データベースをリストアします。