BigFix Inventory データベースの移動

BigFix Inventory データベースを別のコンピューターに移動するには、データベースをバックアップし、ターゲット・コンピューターに移動してから、server.xml および database.yml ファイルでそのコンピューターを指すようにします。

手順

  1. BigFix Inventory サーバーを停止します。
  2. BigFix Inventory データベースをバックアップします。
  3. データベースをターゲット・コンピューターに移動し、作動可能にします。
  4. BigFix Inventory サーバーのインストール・ディレクトリーから以下のファイルをバックアップします。
    • installation_directory/wlp/usr/servers/server1/server.xml
    • installation_directory/wlp/usr/servers/server1/config/database.yml
  5. server.xml ファイルでデータベースの場所を更新します。データベースがあるコンピューターの IP アドレスまたはドメイン・ネームを指定します。
    • DB2 データベース
      
<properties.db2.jcc 
password="{aes}xxxxXXXXxxxxXXXXxxxxXXXXxxxxXXXXxxxxXXXX" 
user="db2inst1" 
serverName="localhost"
databaseName="temadb"/>
    • MS SQL データベース: 
      
<properties.microsoft.sqlserver 
password="{aes}xxxxXXXXxxxxXXXXxxxxXXXXxxxxXXXXxxxxXXXX" 
user="sa"
serverName="localhost" 
databaseName="temadb"/>
  6. database.yml ファイルでデータベースの場所を更新します。データベースがあるコンピューターの IP アドレスまたはドメイン・ネームを指定します。 
    host: localhost
database: temadb
database_type: mssql
windows_authenticated: true
  7. BigFix Inventory サーバーを開始します。