ポリシー文書を作成する

ポリシーを作成する場合、ポリシー文書で、どのポリシー設定文書を含めるかを指定します。ポリシー設定文書は、ポリシー文書の作成前または作成中に作成できます。

このタスクについて

例外ポリシーを作成するときは、値を強制したくない設定を含むポリシー設定文書だけを対象に含めます。必要に応じて、強制しない各設定の値を変更します。例外は、ポリシー設定レベルで作成されます。有効ポリシー設定が解決されると、例外ポリシーに指定した設定が適用されます。

動的ポリシーを作成する場合には、ポリシーを作成する際に [ポリシー割り当て] タブを使用してユーザーやグループにポリシーを割り当てます。

ポリシー文書名

このタスクについて

ポリシー文書の名前には、次のいずれかの形式を使用します。ただし、ポリシー文書の作成時には、入力するポリシー名にアスタリスク (*) またはスラッシュ (/) を挿入する必要はありません。指定したポリシーの種類に応じて、IBM Domino によって追加されます。

*/organization -- 組織レベルで自動的に適用される組織ポリシー。

*/organizational unit/organization -- 組織単位に自動的に適用される組織ポリシー。

* -- Domino ディレクトリに含まれる全員に自動的に適用される組織ポリシー。

/policyname -- 手動で割り当てる、任意の組織レベルでも割り当てることができる明示的ポリシー。

ポリシー文書を作成するには

始める前に

HCLDomino® ディレクトリに対する [編集者] アクセス権と、次のロールのいずれかがあることを確認します。
  • ポリシー文書を作成するための PolicyCreator ロール。
  • ポリシー文書を編集するための PolicyModifier ロール。

手順

  1. Domino Administrator で [ユーザーとグループ] タブを選択し、[ポリシー] ビューを開きます。
  2. [ポリシーの追加] をクリックします。
  3. [基本] で、次のフィールドに必要な情報を設定します。
    表 1. [基本] フィールド

    フィールド

    アクション

    ポリシー名

    次のどちらかを入力します。

    • 明示的ポリシーの固有名。
    • 組織または組織単位の名前。Renovations または Sales/Renovations など。

    ポリシータイプ

    新しく作成したグループのオプションとして、

    • [明示] -- 特定のユーザーとグループに割り当てるポリシーを作成する場合。
    • [組織] - [ポリシー名] フィールドに指定された組織の部門のユーザー全員に自動的に割り当てられるポリシーを作成する場合。

    説明

    ポリシーの説明を入力します。

    カテゴリー

    カテゴリ (勤務場所の名前など) を指定して、ポリシーを割り当てる方法と場所を定義します。

  4. オプション: [子の作成] をクリックして、親ポリシーの名前が含まれる子ポリシー文書を作成します。子ポリシー文書を保存して、後で戻って作業することもできます。この文書を閉じると、親ポリシー文書に戻ります。
  5. 動的ポリシーを作成する場合には、[ポリシー割り当て] タブをクリックし、適切なユーザーとグループにポリシーを割り当てます。動的ポリシーの作成を行わない場合、この手順は省略し、手順 6 に進みます。
  6. このポリシーに含めるポリシー設定文書を指定するには、設定の種類ごとに次のいずれかを実行します。
    • リストからポリシー設定文書を選択する。
    • [新規] をクリックし、新しいポリシー設定文書を作成する。ポリシー設定文書を作成した後に、リストから選択します。
      注: 新しいポリシー設定文書の名前が選択肢として表示されないときは、表示を更新します。[F9] を押します。
  7. オプション: 例外ポリシーを作成するには、[管理] タブをクリックし、[例外ポリシー] を有効にします。
    注意: 例外ポリシーの作成は、慎重に行ってください。ユーザーは例外ポリシーで適用されているポリシー設定を無効にできます。
  8. 文書を保存します。