メールポリシー設定文書を作成する
メールポリシー設定文書を使用して、ユーザーの HCLNotes® メール、カレンダー、スケジュール機能の確立や変更を行います。
始める前に
- 設定文書を作成するための PolicyCreator ロール
- 設定文書を変更するための PolicyModifier ロール
このタスクについて
基本的な情報については、関連トピックの「メールポリシー設定文書を理解する」を参照してください。ユーザープリファレンスについては、HCL Notes ヘルプを参照してください。
手順
- Domino Administrator で [ユーザーとグループ] タブをクリックし、[設定] ビューを開きます。
- [設定の追加] をクリックし、[メール] をクリックします。
-
[基本] タブで、以下のフィールドに入力します。
表 1. [基本] タブのフィールド フィールド アクション 名前 この設定を使用するユーザーか、設定の目的を記述するユーザーの名前を入力します。 説明 設定の説明を入力します。 イメージセキュリティ MIME メッセージ内のイメージ用の信頼できる Web サイトのリスト DNS 名ごとに信頼する Web サイトを入力して、クライアントユーザーの MIME メールメッセージに画像を表示します。 注: この設定により、Notes クライアントプリファレンス [プライバシー確保のため、許可なくリモートイメージを表示しない] ([ファイル] > [プリファレンス] > [メール] > [インターネット設定] の下) に対する例外が作成されます。この設定により、入力したすべての Web サイトに対して例外が適用されます。クライアントユーザーのメールでは、信頼されたサイト以外からのイメージはメッセージ内に表示されなくなります。 -
[メール] > [基本] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 2. [メール] - [基本] タブのフィールド フィールド アクション メールファイル所有権の変更をユーザーに許可する [許可] をチェックすると、ユーザーはメールファイルの所有権設定を変更できるようになります。ユーザーはメールファイルの割り当てられた所有権を変更できます。 送信メールのチェック 送信前にメールをスペルチェックする [はい] にチェックマークを付けると、メッセージの送信前にメッセージのスペルミスをチェックできます。 メッセージの件名が指定されていない場合に警告する [はい] を選択すると、[件名] フィールドが空のメッセージを送信したときに常にメッセージが表示されます。 常に受信メールメッセージに詳細を表示 デフォルトでは、メールメッセージのヘッダーにあるセクションが展開されます。このセクションは、ユーザーが [詳細を表示] をクリックした際に表示され、受信者の名前をすべて表示します。 ユーザーが受信確認を設定できないようにする 次の要素をグレー表示にして、Notes クライアントユーザーが受信確認動作を変更できないようにします。 - [配信オプション] ダイアログボックスの [受信確認] チェックボックス
- メールプリファレンスの [メール] > [基本] タブにある [送信したメールを受信者が開封したときに受信確認を受け取る] チェックボックス
- メールメッセージのヘッダーにある [受信確認] チェックボックス (クライアントユーザーが、[表示] > [追加のメールオプション] を選択した場合に表示)
注: このフィールドの値は、受信メッセージの動作にも影響を与えます。デフォルトでは、受信確認を要求する受信メッセージを Notes クライアントユーザーが受け取った際に、ユーザーに適用されているポリシー内で [ユーザーが受信確認を設定できないようにする] が設定されている場合は、ユーザーに次のプロンプトが表示されます。Sender is requesting return receipt for this message. Do you wish to acknowledge receipt?
さらに、管理者は、Notes クライアントユーザーに対してこのプロンプトを表示させないようにして、このような受信メッセージの場合は、ユーザーの確認なしに受信確認を送信するか、受信確認を送信しないかを選択することができます。
次のようにパラメータを設定すると、プロンプトが表示されずに受信確認が送信されます。
次のようにパラメータを設定すると、プロンプトが表示されずに受信確認も送信されません (受信確認の項目がメッセージから削除されます)。ReturnReceiptDisabled_AlwaysSend=1
ReturnReceiptDisabled_NeverSend=1
送信メールで受信確認を有効にする 受信確認に対するデフォルトの動作を設定します。ただし、[ユーザーが受信確認を設定できないようにする] の設定のようには、ユーザーによる変更を禁止しません。 返信/転送時に自動的に元のメールを閉じる デフォルトのウィンドウ動作を設定します。 送信制限の設定 送信メッセージに対して次の制限を設定できます。 - 最大添付ファイル数
- 添付ファイルの合計最大サイズ
- 個々の受信者の最大数*
- 内部ドメイン: メッセージの送信を許可するドメインの指定に使用します。
* すべてのアドレスフィールドで許可される名前の数を制限します。グループ名は 1 受信者として数えられますが、メッセージはグループのメンバー全員に送信されます。
これらの制限、または [メッセージの件名が指定されていない場合に警告する] または [ユーザーが受信確認を設定できないようにする] などのその他の制限を設定する場合、ユーザーはどの制限にも適合しないメッセージを送信すると、1 つのプロンプトでエラーまたは警告が表示されます。
送信オプション ユーザーにメール送信時刻のスケジュールを許可する Notes ユーザーが送信オプション [送信延期期限] を使用してメッセージの送信時刻をスケジュールできるようにします。詳しくは、メッセージのスケジュールを有効にするを参照してください。 メールビューとフォルダの管理 ユーザーがビューまたはフォルダ内の省略表示された接続を削除する場合 新しく作成したグループのオプションとして、 - [ユーザーに確認] -- デフォルトの設定。選択したスレッド表示をビューまたはフォルダから削除するかどうかを確定するようユーザーに要求するメッセージが表示されます。
- [削除] -- 選択したスレッド表示をユーザーに確認せずにビューまたはフォルダから削除します。
ユーザーが送信ビューの文書を削除する場合 新しく作成したグループのオプションとして、 - [ユーザーに確認] -- デフォルトの設定。メッセージを削除するか、送信ビューから消去するのみかをユーザーに確認します。
- [削除] -- 送信済みメッセージを削除します。
- [削除せずに消去] -- メールメッセージを送信ビューから消去しますが、メールファイルからは削除しません。
ユーザーがビューまたはフォルダからカレンダー文書を削除する場合 新しく作成したグループのオプションとして、 - [消去か削除かをユーザーに確認] -- デフォルト設定。メールファイルから文書を削除するか、文書を削除しないで、ビューまたはフォルダから消去するかを指定するよう要求するプロンプトを表示します。
- [確認せずに消去] -- 現在のビューまたはフォルダからカレンダー文書を消去しますが、メッセージ文書は削除しません。
ユーザーのごみ箱フォルダ内の文書を削除するまでの時間 メッセージをごみ箱から自動的に削除するまでの時間を入力します。ごみ箱にあるメッセージは、メールファイルの所有者によって既に削除対象としてマークされたものです。デフォルト値は 48 時間です。 既存のメールでルールの実行を有効にする 選択すると、ユーザーがメールルールを使用して既にメールフォルダにあるメールに対してアクションを実行できるようになります。この機能には、Feature Pack 9 と共に提供される Mail9.ntf テンプレートが必要です。
メール受信ボックスの管理 注: [この設定の適用方法] 機能はこの設定に関連しません。メール受信ボックスの保守を有効にする [はい] をクリックすると、ユーザーのメールボックスの受信ボックスの保守管理が有効になります。[はい] をクリックすると、残りの受信ボックス保守フィールドが表示されます。 受信ボックスから削除するための経過日数 ユーザーの受信ボックスから文書が自動的に削除されるまでの日数を指定します。 クリーンアップごとに消去する文書の最大数 削除する文書の数を制限します。 未読文書は受信ボックスから消去しない [はい] をクリックすると、未読文書はユーザーの受信ボックスから削除されません。文書は、[受信ボックスから削除するための経過日数] フィールドに指定した値に従って、ユーザーの受信ボックスから削除されます。 - [メール] > [レターヘッド] タブで [はい] をクリックし、ユーザーのメールメッセージにデフォルトのレターヘッドを設定します。使用できるレターヘッドのリストからデフォルトのレターヘッドを選択します。
-
[メール] > [フォローアップ] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 3. [フォローアップ] タブのフィールド フィールド アクション 優先度: Notes のエンドユーザーによってフラグが設定されたメッセージに、デフォルトの優先度を指定します。デフォルトの優先度として高、中、低を指定できます。 フォローアップ日時 フォローアップ日付の設定 デフォルトのフォローアップ日を設定する場合は [はい] をクリックし、フラグが設定されてからの日数、月数、年数を [フォローアップ日付] フィールドで指定します。 フォローアップ時刻の設定 デフォルトのフォローアップ時刻を設定する場合は [はい] をクリックし、その時刻を [フォローアップ時刻] フィールドで指定します。 アラーム アラームの作動を設定 [はい] をクリックすると、フォローアップ日となったときにフォローアップ項目に対するアラームが有効になります。 アラームの時間 数字を指定し、対応する期間を [分]、[時間]、[日] から選択し、次に [前] または [後] を指定します。この設定は、フォローアップ時刻のどのくらい前または後にアラームが出されるように設定するかを指定します。 クイックフラグのアラーム設定を使用する [はい] をクリックすると、クイックフラグが割り当てられている項目に対するアラーム設定が有効になります。 アラームの通知方法 サウンドの再生 [はい] をクリックすると、アラーム設定時刻になるとサウンドが再生されます。再生されるサウンドのタイプは [サウンド] フィールドで指定します。 -
[メール] > [アテンションインジケータ] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 4. [アテンションインジケータ] タブのフィールド フィールド 説明 送信者名 <number> (1 つ以上を指定) 送信者の名前を指定します。ここで指定した送信者の電子メールは、常に、指定された背景色と文字色の数値で表示されます。 注: フィールドは 10 個あります。最大 10 人の送信者名に色を指定できます。受信者 自分のみが宛先であるメールに塗りつぶした円を表示する。 [はい] をクリックすると、そのユーザー 1 人のみが受信者となっているメールの横に、塗りつぶされた円を配置できます。 半円を表示する場合の受信者の最大数: ユーザーが受信者の 1 人となっているメールの最大受信者数を指定します。ユーザー名の横には、半分塗りつぶされた円が表示されます。受信者の数がこのフィールドの数よりも多い場合は、受信者自身の受信ボックス内のユーザー (受信者) の名前に、半分塗りつぶされた円は表示されません。 設定した数より少ない宛先に送信されているメールには半円を表示する このフィールドには、[半円を表示する場合の受信者の最大数] で指定した数が表示されます。このユーザーまたはユーザーのグループに対してこの機能を有効にする場合、[はい] を選択します。ユーザーが指定された数の受信者の 1 人である場合、半分塗りつぶされた円が表示されます。 自分の名前が [cc] フィールドにある場合に空の円を表示する ユーザーがメッセージにコピーされているか、ユーザーが X 人のうちの 1 人である場合、白抜きの円が表示されます。 -
[メール] > [メール回収] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 5. [メール回収] タブのフィールド フィールド アクション 送信済みメールの回収を許可する: 新しく作成したグループのオプションとして、 - [はい] -- 送信ビューが開いているときに、送信者のメールファイルの [アクション] メニューに、またアクションバーのボタンとして [送信済みメールの回収] オプションが表示されます。
- [いいえ] -- Notes クライアントのエンドユーザーは [送信済みメールの回収] オプションを使用できません。
受信メールの回収を送信者に許可する: 新しく作成したグループのオプションとして、 - [はい] -- このユーザーに送信したメッセージを他のユーザーが取り消すことができます。
- [いいえ] -- このユーザーに送信したメッセージを他のユーザーが取り消すことができないようにします。
未読メールの回収を許可する: 新しく作成したグループのオプションとして、 - [未読文書のみ] -- 未読ステータスのメッセージのみを取り消すことができます。
- [既読メッセージと未読メッセージ] -- 未読または既読ステータスのメッセージを取り消すことができます。
次の時間が経過したメールの回収を許可しない: メッセージを取り消すことができる送信日後の期間を指定します。数値を入力し、使用する時間単位に応じて、週、日、時間、分を選択します。指定した期間よりも古いメッセージは、取り消すことができません。 -
[メール] > [メールの特記事項] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 6. [メールの特記事項] タブのフィールド フィールド アクション Notes クライアントの特記事項の追加 新しく作成したグループのオプションとして、 - [有効] -- Notes クライアントがメッセージ特記事項を追加できます。
- [無効] -- Notes クライアントはメッセージ特記事項を追加できません。([メールの特記事項] の設定がサーバー設定文書で有効な場合、サーバーがメッセージ特記事項を追加できます。)
特記事項 メールに追加するメッセージ特記事項を入力します。メッセージ特記事項はサーバーが読み取ります。 注: 特記事項を変更するには、[変更] をクリックして変更内容を入力し、[OK] をクリックします。特記事項の形式 特記事項を入力する形式を指定します。新しく作成したグループのオプションとして、 - [プレーンテキスト] - 特記事項をテキスト形式で追加する場合。
- HTML - 特記事項を HTML 形式で追加する場合。
注: メッセージ特記事項のテキストを入力する際に、HTML タグを入力します。HTML メッセージ特記事項では、イメージファイルはサポートされていません。特記事項の位置 新しく作成したグループのオプションとして、 - [追加] - メールの最後にメッセージ特記事項を追加します。
- [前に付加する] - メールの最初にメッセージ特記事項を追加します。
多言語インターネットメール インターネットメールの文字セットは、メールテキストとメッセージ特記事項の両方から作成されたメッセージに対応していなければなりません。この設定はサーバーが追加したメッセージ特記事項に適用されます。新しく作成したグループのオプションとして、 - [自動判定] - 受信者のメールプログラムが Unicode 文字セットを読み取れないと想定する場合、このオプションを使用します。
- [Unicode (UTF-8) を使用] - Unicode は複数言語のメッセージを送信する優先方法です。受信者のメールプログラムが Unicode 文字セットを読み取られると想定する場合、このオプションを使用します。
-
[カレンダーとタスク] > [基本] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 7. [カレンダーとタスク] の [基本] タブのフィールド フィールド アクション エントリタイプ デフォルトのフォーム (会議、予定、記念日、確認、イベント) を選択し、新規のカレンダーエントリ作成時にタイムスロット上をダブルクリックしたときに開くようにします。最も頻繁に使用するエントリのタイプの選択の基礎となります。 会議と予定の時間 (分) 新規の予定エントリや会議招集のデフォルトの期間を新たに入力します。デフォルトは 60 分です。 記念日の繰り返し間隔 (年) 記念日エントリを繰り返すデフォルト期間を新たに入力します。デフォルトは 10 年です。 -
[カレンダーとタスク] > [表示] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 8. [表示] タブのフィールド フィールド アクション カレンダービューを表示する方法 勤務日の開始 [勤務日] の表示開始時刻カレンダーに表示する最初のタイムスロットの開始時刻を指定します。たとえば、8:00 AM を選択した場合、毎日のタイムスロットの開始時刻として 8:00 AM がカレンダーに表示されます。 [勤務日] の表示終了時刻 勤務日が終了する時刻。カレンダーに表示する最後のタイムスロットの終了時刻を指定します。たとえば、6:30:PM を選択した場合、毎日のタイムスロットの終了時刻として 6:30 PM がカレンダーに表示されます。 タイムスロットの間隔 [タイムスロットの間隔] - 会議の時刻を指定する際に、どの程度まで詳細にユーザーに指定させるかにより、60 分、30 分、15 分のいずれかを選択します。たとえば、15 分を選択すると、会議時刻を 15 分単位で設定できます。 月別ビューを現在の週から開始 今月の最初の週ではなく (Notes のデフォルトの設定)、現在の週を最初に表示してカレンダービューを開きたい場合は、このオプションを選択します。 注: [月ごとに現在の週から開始] は、月別ビューのいずれかの形式 (暦日または勤務日) でカレンダーを開いた場合の表示方法にだけ影響します。勤務する曜日 [勤務日] ビューに表示する曜日を選択します。 カレンダーとタスク文書を削除する際に確認メッセージを表示する これらの文書を削除する前に、ユーザーに対してプロンプトを表示することを指定します。 新しい (未処理の) 通知を表示 未処理の会議通知をユーザーカレンダーに表示するかどうかを指定します。未処理の会議通知は、ユーザーが対応しなかった通知のことです。 キャンセルされた会議を自動的に処理する [はい] をクリックした場合は、次のいずれかを選択して、キャンセルされた会議を Notes がどのように自動処理するのかを定義してください。 - カレンダーから削除
- カレンダー内でキャンセル済みとして表示
カレンダーのタクスエントリを表示 [はい] をクリックすると、ユーザーの毎日のタスクが会議や予定などと共にカレンダーに表示されます。 現在の日付の期限切れタスク項目を表示 [はい] をクリックすると、今日のすべての期限切れタスクがユーザーのカレンダーに表示されます。このフィールドは、[カレンダーのタスクエントリを表示] が有効である場合にのみ表示されます。 カレンダーオーバーレイ 新しく作成したグループのオプションとして、 - [有効] - 外部のカレンダーをユーザーの Notes カレンダーに追加することができます。この設定により、カレンダー情報が上書きされ、すべてのカレンダーエントリが Notes カレンダー上に表示されるようになります。
- [無効] - ユーザーが外部のカレンダーを Notes カレンダーに追加できないようにします。
デフォルトでは、変更された会議用にプレースホルダを残す [はい] を選択すると、変更が承認されるまで、変更された会議用のカレンダーエントリがユーザーに表示されます。 -
[カレンダーとタスク] > [通知] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 9. [通知] タブのフィールド フィールド
アクション
受信ボックスに次の会議通知を表示
新しく作成したグループのオプションとして、
- [すべて] - 参加者の返答を含め、[受信ボックス] にカレンダーとタスクをすべて表示します。
- [返答を除くすべて] - 参加者の応答を除き、[受信ボックス] にカレンダーとタスクをすべて表示します。返答を表示するには、会議ごとに [メール]、[参加者ステータスの表示] のすべての文書ビューを調べるか、カレンダーの会議ビューを調べます。
- [なし] -- [受信ボックス] からカレンダーとタスクエントリをすべて除外します。
処理した後で受信ボックスから会議通知を削除する
[はい] をクリックすると、ユーザーが返答した後、[受信ボックス] から会議招集が削除されます。
[新規通知] ミニビューに未処理会議通知を表示
[はい] をクリックすると、アクションに必要な新規エントリが新規通知ミニビューに表示されます。ユーザーがこの項目に対してアクションを実行すると、対応する通知がミニビューから消えます。
[すべての文書] メールビューにカレンダー文書を表示しない:
[はい] をクリックすると、メールのすべての文書ビューからカレンダーエントリが除外されます。
[送信済み] メールビューに会議招集を表示しない
[はい] をクリックすると、メールの送信ビューから会議招集が除外されます。デフォルトでは、[はい] が選択されます。会議招集がユーザーのメールファイルの [送信] ビューに表示されなくなります。
更新通知オプション
会議参加者を追加または削除するときに、他の参加者を更新する [はい] をクリックすると、常にすべての参加者が参加者リストの変更について通知されます。 自動的に会議の更新を処理して、会議の変更を適用する [はい] をクリックすると、会議の更新が自動的に処理されます。 会議に代理ユーザーを指定し、会議の更新通知を今後も受け取る
[はい] をクリックすると、会議の代理を設定した後も会議の議長から会議の更新通知を受信し続けます。
会議の出席を辞退し、会議の更新通知を今後も受け取る
[はい] をクリックすると、会議への出席を辞退した後も会議の議長から会議の更新通知を受信し続けます。
-
[カレンダーとタスク] > [スケジュール] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 10. [スケジュール] タブのフィールド フィールド
アクション
会議に出席可能な時間
ユーザーの空き時間のスケジュールを確立するには、この設定を使用します。ユーザーが空いている曜日を選択し、各日付で使用できる時間を指定します。
エントリをカレンダーに追加する場合
スケジュールを追加、会議に出席、新規会議招集の作成時に重複を確認
スケジュールを追加し、会議への出席、新規会議招集を作成するときに重複がないか Notes でチェックする場合は [はい] をクリックします。
出席可能時間外のエントリが発生した場合は、競合として記録する
[はい] をクリックした場合、ユーザーが出席できない時刻に会議をスケジュールしようとすると、スケジュールが重複していることが示されます。
[スケジュールを追加、会議に出席、新規会議招集を作成するときにチェックする] フィールドで [はい] を選択した場合にだけ、このフィールドは表示されます。
IBM Notes ユーザー以外に会議招集を送信した場合に通知する
[はい] をクリックすると、参加者が Notes ユーザーでない場合に警告が表示されます。
会議招集を新規作成した時のスケジューラの表示
新しく作成したグループのオプションとして、
- [参加者の詳細スケジュール] - 各参加者の詳細スケジュールと出席可能情報を表示します。
- [会議の最適時間の提案] -- 参加者、会議室、リソースの空き時間のスケジュールに基づいて、会議時間の提案の要約リストを表示します。
24 時間スケジューラを表示
[はい] をクリックした場合、会議の参加予定者が出席可能かどうかをチェックするときに、24 時間カレンダースケジューラが表示されます。
-
[カレンダーとタスク] > [アラーム] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 11. [アラーム] タブのフィールド フィールド
アクション
アラーム設定
アラームを有効にする
アラーム通知を表示できるようにするには、[はい] をクリックします。アラームは音かメールで通知されます。
新規スケジュール作成時に設定されるデフォルトアラーム
イベントについてデフォルトのアラーム設定 (予定/会議、記念日、確認、終日のイベントまたはタスク) を選択し、新規イベントの作成時に反映されるようにします。[アラームを有効にする] を [はい] に設定したときだけ、表示されます。
アラームするタイミング
会議、予定、確認について、アラームを事前に設定する分数を入力します。イベント、記念日、タスクについて、アラームを事前に設定する日数を入力します。[アラームを有効にする] を [はい] に設定したときだけ、表示されます。
-
[カレンダーとタスク] > [自動処理] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 12. [自動処理] タブのフィールド フィールド
アクション
会議招集の自動処理を有効にする
[はい] をクリックすると、会議招集が Notes で自動的に処理されます。
[はい] をクリックすると、[自動処理を行う会議招集のユーザー] フィールドが表示されます。
自動処理を行う会議招集のユーザー
新しく作成したグループのオプションとして、
- 時間が空いている場合は自動的に受理し、そうでない場合は自動的に取り消します。
- 時間が空いている場合は自動的に受理し、そうでない場合はユーザーが処理します。
- [空き時間でなくても自動的に了承] -- これにより、Notes は、カレンダーで空いている時間かどうかに関係なく、自動的にすべての招集を受理します。
-
[カレンダーとタスク] > [会議室とリソース] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 13. [会議室とリソース] タブのフィールド フィールド
アクション
サイトを選択するためのデフォルトの予約設定
優先サイト
優先会議サイトの名前を入力します。
会議室とリソースの検索ダイアログでデフォルトサイトとして指定のサイトを使う
[会議室/リソースの検索] ダイアログボックスのデフォルトのエントリとして、優先サイトを設定するには、[はい] をクリックします。
現在の設定以外のサイトでスケジュールしたとき、設定サイトをリセットするか確認する
[はい] をクリックすると、優先サイトでないサイト内でスケジュールを行うとき、デフォルトの優先サイトをリセットするかどうかを指定するよう要求するプロンプトが表示されます。
デフォルトの会議室予約
新しく作成したグループのオプションとして、
- [会議招集時に会議室をリストに追加するかダイアログを表示する] - 会議室を優先会議室リストに追加するかどうかのプロンプトが表示されます。[はい] を選択すると、追加する会議室を選択できます。
- [会議予定ごとに常に会議室をカレンダーへ追加する] -- 会議室が空いている時は常に、Notes が優先会議室リストを自動的に更新できるようにします。
- [会議招集時に会議室をリストに追加しない] -- 優先会議室リストは Notes で更新できません。
デフォルトのリソース予約
新しく作成したグループのオプションとして、
- [会議招集時にリソースをリストに追加するかダイアログを表示する] - リソースを優先リソースリストに追加するかどうかのプロンプトが表示されます。[はい] を選択すると、追加するリソースを選択できます。
- [会議を開催するときは常にリソースをリストに追加する] -- リソースが空いている時は常に、優先リソースリストを Notes が自動的に更新できます。
- [会議招集時にリソースをリストに追加しない] -- 優先リソースリストは Notes で更新できません。
-
[アクセスと代理] > [メール/カレンダーへのアクセス] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 14. [メール/カレンダーへのアクセス] タブのフィールド フィールド
アクション
ユーザーにメールファイルの代行者設定を許可
メールファイルの代行者設定をユーザーに許可する場合はクリックします。これにより、ユーザーは、そのユーザーのメールファイルへの他のユーザーとグループによるアクセスを許可できます。
-
[アクセスと代理] > [スケジュールへのアクセス] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 15. [スケジュールへのアクセス] タブのフィールド フィールド
アクション
閲覧可能なユーザー
ユーザーが [スケジューラ] をクリックして別のユーザーの予定をチェックして会議をスケジュールする際に、この別のユーザーのスケジュール情報を表示するかどうか、表示する場合はどの程度まで表示するかを指定できます。
新しく作成したグループのオプションとして、
- [すべてのユーザーの参照を許可] - すべてのユーザーがこのユーザーのスケジュールを参照できます。
- [すべてのユーザーにスケジュールを参照させない] - だれもスケジュールを参照できません。
参照を許可するスケジュール情報
新しく作成したグループのオプションとして、
- [予定あり、または利用可能な場合の情報のみ] - デフォルトの設定です。指定されたユーザーだけが、予定ありまたは利用可能として指定された時間を参照できます。
- [カレンダーエントリの詳細内容] -- 指定されたユーザーは別のユーザーのスケジュールの詳細情報を参照できます。[詳細情報が有効な場合は、カレンダーエントリの件名を含めない] フィールドが表示されます。
[すべてのユーザーの参照を許可] オプションが [閲覧可能なユーザー] フィールドで選択されている場合にのみ、このフィールドを使用できます。
詳細情報が有効な場合は、カレンダーエントリの件名を含めない
ユーザーのカレンダーエントリの詳細情報を他のユーザーが参照できる場合に、カレンダーエントリの件名が表示されないようにするには、[はい] をクリックします。
注: [カレンダーエントリの詳細内容] が [参照を許可するスケジュール情報] フィールドで選択された場合のみ、このフィールドが表示されます。 - [iNotes][基本]、[設定]、[オフライン] の各タブにあるフィールドは、HCLiNotes® ユーザー専用です。iNotes ユーザー用のメールポリシー設定の作成の詳細については、関連情報の HCLiNotes Administration 製品資料を参照してください。
-
組織の Notes クライアントユーザーが Notes 以外の電子メールクライアントユーザーとカレンダーの招集を交換する場合は、[クライアント検出] > [基本] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 16. [クライアント検出] の [基本] タブのフィールド フィールド
アクション
互換性モードの設定
新しく作成したグループのオプションとして、
- [互換性モードを無効化] (デフォルト) - カレンダーの招集の [一部の参加者は他のメールプログラムを使用する] オプションが Notes ユーザーに表示されず、無効になります。
- [参加者のアドレスから互換性モードを検出] - この設定により、Notes で招集を交換するクライアントメールアプリケーション、および各アプリケーションのカレンダー機能に基づいて、会議に制限が適用されます。この設定を有効にする場合は、[ドメインマッピング] タブに設定を指定する必要があります。この設定を使用すると、[一部の招待者は他のメールプログラムを使用する] オプションが Notes ユーザーに表示されません。
- [チェックボックスで互換性モードを手動で制御] - [一部の招待者は他のメールプログラムを使用する] オプションが表示され、デフォルトとしてそのクライアントで作成したすべての会議に対してオフに設定されます。議長はオプションを使用して、作成される会議ごとにオンまたはオフを設定できます。議長は後から設定をオンまたはオフに変更することもできます。
[クライアント検出] > [ドメインマッピング] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 17. [ドメインマッピング] タブのフィールド フィールド
アクション
デフォルトの SMTP ドメイン
[このタブにリストされていないドメインで使用するメールアプリケーション] で、Notes 以外のメールアプリケーション名を選択します。Domino では、[アプリケーションとドメインのデフォルトの関連付け] リストに指定されたドメインに一致しないすべての電子メールアドレスに対してこのアプリケーションが使用されます。
注: 組織で使用する大半の電子メールクライアントの動作に最も近いアプリケーションを入力します。例えば、互換モードを使用する理由が組織に多くの Microsoft™ Exchange ユーザーがいるということである場合は、Microsoft Outlook を指定します。アプリケーション名
組織で使用されている Notes と Notes 以外の電子メールクライアントのタイプを指定します。
アプリケーションとドメインのデフォルトの関連付け
[関連付けられたドメイン] セクションの設定にポリシー継承を指定します。選択はリストのすべてのドメインに適用されるため、継承を個別に指定することはできません。
関連付けられたドメイン
各電子メールクライアントを使用するドメインを、カンマで区切って指定します。たとえば (ドメインに適切に名前が付けられている場合)、1 つの電子メールクライアントに対して次のように入力する必要があります。
別の電子メールクライアントに対しては、次のように入力する必要があります。*@sales.mail_type1.com, *@marketing.mail-type1.com
*@sales.mail_type2.com, *@marketing.mail-type2.com
注: ドメインは 1 つの電子メールクライアントにだけ関連付けます。以前の行に指定されたドメインを繰り返すと、そのドメインは無視されます。 -
[クライアント検出] > [クライアント設定] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 18. クライアント設定 フィールド
アクション
アプリケーションとドメインのデフォルトの関連付け
[関連付けられたドメイン] セクションの設定にポリシー継承を指定します。選択はリストのすべてのドメインに適用されるため、継承を個別に指定することはできません。
メールアプリケーション
必要に応じて、IBM Notes 以外のメールアプリケーションを指定されているデフォルトにさらに追加します。
リッチデータとして会議招集を送信
このメールアプリケーションのユーザーが複雑な MIME を受信できるようになります。
注: アプリケーションがリッチデータを送信していないことが Domino に検出されると、そのアプリケーションのユーザーに送信される招集に MIME の単純化機能が Domino によって適用されます。例えば、Exchange 2003 より前のバージョンには MIME の単純化を必要とするものがありますが、最新バージョンを使用すると Notes からの複雑な MIME を処理することができます。繰り返しの会議のカスタムオプションを指定
このメールアプリケーションのユーザーが繰り返し会議にカスタムオプションを選択し、週末の繰り返しインスタンスには例外を指定することができるようになります。このポリシー設定を使用せずに互換モードを有効にすると、これらのオプションをカスタムの繰り返し会議に使用できません。
繰り返しの会議にアクションを実行する場合、[すべてのインスタンス] を選択
このメールアプリケーションのユーザーが、会議のすべてのインスタンスのスケジュール変更、更新、キャンセルを同時に行うことができるようになります。このポリシー設定を使用しないと、互換モードのユーザーは [このインスタンスのみ] オプションしか選択できません。
繰り返しの会議にアクションを実行する場合、[これ以降のすべてのインスタンス] を選択
このメールアプリケーションのユーザーが、会議の現在のインスタンスと、以前のすべてのインスタンスまたは将来のすべてのインスタンスのどちらかに対して、スケジュール変更、更新、キャンセルを行うことができるようになります。現在と以前のポリシー設定を使用する場合、互換モードのユーザーは Notes クライアントユーザーと同じ数の会議インスタンス数へのアクセス権を持ちます。
- [コメント] タブで、このポリシー設定文書に関するコメントを入力または変更します。
- [管理者] タブで、この文書の所有者と管理者を入力または選択します。
- [保存して閉じる] をクリックします。