イベントハンドラ
イベントハンドラでは、特定のイベントが発生したときの Domino® の処理方法が定義されます。
このタスクについて
イベントハンドラを定義すると、次の操作を行うことができます。
- 設定した保存先ファイルにイベントのログを記録する。
- イベントの発生を通知するとともに、通知方法を指定する。
- 追加処理のためにイベントを他のプログラムに転送する。
- サーバーコンソールまたは指定した保存先ファイルにイベントのログが記録されないようにする。
- エージェントを実行
- コンソールコマンドとスクリプトを送信する。
統計 & イベントデータベース (EVENTS4.NSF) には、サーバータスク用のデフォルトのイベントハンドラが含まれます。ただし、イベントの処理方法をカスタマイズするために、カスタムイベントハンドラを作成する場合もあります。イベントハンドラは有効/無効を切り替えることができるため、容易にデフォルトのイベントハンドラを無効にしてカスタムイベントハンドラに置き換えることができます。
イベントハンドラを作成するときは、条件を指定します -- 例えば、イベントが指定されているしきい値に達したか超過したとき、重要度に一致したときなどが考えられます。イベントハンドラの条件を指定するには、条件のセットを定義するか、タスクを指定するか、イベントハンドラをトリガするカスタムイベントジェネレータを選択します。
重要度に応じて異なるハンドラを作成することもできます。例えば、重要度が「致命的」または「失敗」のイベントでは、即座に通知を受け取ることもできますし、Log か統計モニターデータベース (STATREP.NSF) に情報を書き込むよう選択することもできます。重要度が「正常」のイベントを対象に含めない場合は、Notes Log またはサーバーコンソールに「正常」のイベントと重要度のログが記録されないようにするため、ログフィルタを作成できます。