モニタリング結果データベースで統計レポートを有効にする
クラスタの動作状態をモニターする方法として、モニタリング結果データベースに統計を収集する方法があります。このように収集された情報は、Domino® Administrator、またはモニタリング結果データベースそのもので確認できます。
このタスクについて
- モニタリング結果データベースで統計レポートを有効にするには、次の手順を実行します。
- 統計レポートの作成を有効にする
- サーバー統計収集を作成する
- Statistic Collector タスクを起動する (起動していない場合)
アラーム文書は、統計モニタリングプロセスの一部として、Statistic Collector タスクによって、モニタリング結果データベース (STATREP.NSF) に作成されます。アラーム文書には、どのサーバーにアラームが適用されるか、アラームがレポートされた日付と時間、アラームの重要度、今まででアラームがレポートされた回数、しきい値の設定、そのアラームに関連した統計の現在値が示されます。アラーム文書は、Domino Administrator の タブの ビューから参照できます。
統計レポートの作成を有効にする
このタスクについて
手順
- Domino Administrator で、 を選択します。
- [統計] タブをクリックします。
- [モニター中またはチャート統計中の統計レポートを生成する] を選択します。
- 必要に応じてその他の設定を変更して、[OK] をクリックします。
サーバー統計収集を作成する
このタスクについて
サーバー統計収集によって、モニタリング結果データベースに収集する統計を指定します。
手順
統計収集タスクを開始する
このタスクについて
サーバーの起動時に統計収集タスクを自動的に開始する
このタスクについて
サーバーを起動するたびに統計収集タスクを自動的に開始するには、NOTES.INIファイルの ServerTasks
設定項目に COLLECT
パラメータを付加します。例えば、次のようになります。
ServerTasks=ROUTER,REPLICA,ADMINP,HTTP,ICM,COLLECT
現在のセッションのみで統計収集タスクを開始する
Domino Administrator または Web サーバー管理クライアント、あるいはサーバーコンソールのいずれかから、現在のセッションのみを対象として Statistic Collector タスクを実行することができます。
Domino Administrator または Web サーバー管理クライアントから操作する
手順
- サーバーペインで、[すべてのサーバー] または [クラスタ] を展開します。
- 目的のサーバーを選択します。
- タブをクリックします。
-
タスクペインで次のいずれかを実行します。
- Domino Administrator で、[サーバータスク] をクリックします。
- Web サーバー管理クライアントで [すべてのサーバータスク] をクリックします。
- ツールペインで [タスク] を展開し、[開始] を選択します。
- [統計収集] を選択し、[タスクの開始] をクリックします。
- [完了] をクリックします。
サーバーコンソールで操作する
このタスクについて
サーバーコンソールから次の Domino コマンドを送信します。
load collect