RHSM 資格証明書の作成

Red Hat Subscription Management システムを介して証明書を作成してダウンロードする必要があります。Red Hat ポータルで、システムを登録してから、そのシステムにサブスクリプション (資格) を付加する必要があります。

このタスクについて

このセクションでは、Red Hat Subscription Management システムを介した RHSM 証明書の作成に必要なステップについて説明します。これには、システムを登録し、そのシステムにサブスクリプション (資格) を付加するステップが伴います。

ダウンロードする必要のある証明書セットが少なくとも 1 つできます。システムを少なくとも 1 つ登録し、自分のマシンに対応するサブスクリプション (資格) を付加するだけです。

注: システム ID 証明書は、v1.0.2.0 の RHSM ダウンロード・プラグインおよび RHSM ダウンロード・キャッシャーでは不要になりました。
注: Red Hat では、Oracle Java ユーザーが新しいコンテンツ・セットを使用して Oracle Java SE ソフトウェアにアクセスできるようにする必要があります。Oracle java パッチをデプロイするには、Oracle Java アドオン (物理または仮想ノード) サブスクリプションを使用して、Oracle Java (制限付きメンテナンス) 用の個別の証明書を作成します。証明書を作成してサブスクリプションに添付する手順については、このセクションで詳しく説明します。新しいコンテンツ・セットを有効にするための Red Hat 要件の詳細については、 red Hat 知識ベース・サイトを参照してください。

手順

  1. Red Hat カスタマー・ポータル (https://access.redhat.com/) にログインします。
  2. 「サブスクリプションの割り振り (Subscription Allocation」ページ (https://access.redhat.com/management/) に移動します。
  3. 「サブスクリプションの割り振りの新規作成」をクリックします。
    「サブスクリプションの割り振り」ページ
  4. 「サブスクリプションの割り振り」の「名前」を追加して、「タイプ」を選択し、「作成」をクリックします。「タイプ」Subscription Asset Manager 1.x とします。
    サブスクリプションの割り振りを新規作成します

    新しいサブスクリプションの割り振りが正常に作成されました
  5. 「サブスクリプション」タブをクリックし、「サブスクリプションを追加」をクリックします。
    「サブスクリプション」タブでサブスクリプションを追加します
  6. 「証明書」列で数量を選択し、追加するサブスクリプションを選択します。完了したら、「送信」をクリックします。
    割り振りにサブスクリプションを追加します
  7. サブスクリプションが正常に追加されると、Manifest がエクスポート可能になります。「マニフェストのエクスポート」をクリックし、「マニフェスト」アーカイブをダウンロードします。
    サブスクリプションが正常に追加されたら、マニフェストをエクスポートします
  8. ダウンロードした証明書/エクスポートしたマニフェストとそのコンテンツを解凍します。Red Hat は、以前の RHSM バージョンでは資格証明書と ID 証明書の両方が必要でしたが、1 つの証明書を使用するようになりました。
    エクスポートしたマニフェストを解凍します
    注: エラーを回避するために、ご使用の Red Hat サブスクリプションがアクティブであることを確認してください。
  9. <BES Server>\DownloadPlugins\RHSMProtocol\certs フォルダーに移動して、フォルダーを作成します。解凍した証明書を新規作成したフォルダーに置きます。エラーを回避するために、ご使用の Red Hat サブスクリプションがアクティブであることを確認してください。
    注: plugin.ini では、「rootCertDir」の値は「certs」(デフォルト値)にする必要があります。これは、RHSMDownloadPlugin.exe から「certs」という名前の rootCertDir への相対パスです。

    RHSMPlugin.exe --check-baserepos を実行する際にリポジトリーへのアクセスを検証できます。詳しくは、『RHSM ダウンロード・プラグイン証明書から Red Hat リポジトリーへのアクセスの検証』のセクションを参照してください。