Oracle Data 収集スキャンのスケジュール

Fixlet を実行して Oracle 測定スキャンをスケジュールできます。「Get Oracle Database Measurements」Fixlet を使用して、Oracle ソフトウェアのすべてのエンドポイントのハードウェア情報を収集します。このタスクでは、オペレーティング・システム、プロセッサー、コンピューター名などの情報を収集する Oracle Measurements スクリプトを埋め込みます。デフォルトでは、Get Oracle Database Measurements Fixlet は該当するエンドポイントに対して 1 回だけ実行されます。タスクを実行すると、ハードウェアに関連する Oracle Measurements データがエンドポイントから収集され、BigFix サーバーにアップロードされます。BigFix Inventory サーバーへのデータ転送は、データ・インポート中ではなく、ユーザーの要求にのみトリガーされます。

以下は、BigFix Inventory によって BigFix エンドポイントとしてサポートされているバージョンの対応オペレーティング・システムです。
  • Windows (WMI が必要)
  • Linux
  • AIX
  • Solaris

Oracle ハードウェア情報を収集するには、Oracle データベースを使用してすべてのエンドポイントに対して Collect Detailed Hardware Information Fixlet を実行し、パッケージの生成に必要なデータをさらに収集します。デフォルトでは、タスクは週に 1 回実行されます。データは次のデータ・インポート中に BigFix Inventory に転送されます。

Oracle データベースの使用状況情報を収集するには、データを自動的に収集できる Oracle データベースを使用して、すべてのエンドポイントに対して Get Oracle Database Measurements Fixlet を実行します。このタスクでは、データベース・インスタンス情報、データベースの編集、機能、オプションなどの必要な情報を収集する Oracle Measurements スクリプトを埋め込みます。Get Oracle Database Auditing Data Fixlet は、選択したエンドポイントに対して一度だけ実行できます。この Fixlet は、「oracle」または「oracle.exe」という名前の実行中のプロセスを持つすべてのエンドポイント上の BigFix コンソールで関連します。

Fixlet が実行されると、エンドポイントは以下を行います。
  • Oracle データベースのすべての実行中のインスタンスを検索します。
  • データベース・インスタンス所有者の OS アカウントに切り替えます (Unix プラットフォームの場合)。
  • sqlplus / as SYSDBA コマンドを実行して、検出されたすべての Oracle データベースにパスワードなしで接続します。
  • すべての Oracle データベース・コンテナーを識別し、該当する場合はそれらに切り替えます。
  • Oracle データベース・インベントリー・データを収集する Oracle Measurements SQL スクリプトを実行します。

注: 同じバージョンの Fixlet と BigFix Inventory サーバーで Oracle データを収集する必要があります。バージョンが異なると互換性がない場合があります。OS バージョンは、BigFix エンドポイントとして BigFix Inventory によってサポートされている必要があります。

エンドポイントが Oracle データベース・インベントリー・データを自動的に収集できない場合は、手動で収集できます。詳しくは、「データベースからのデータの手動収集」を参照してください。