Solaris 11 へのパッケージのインストール
「pkg を使用したパッケージのインストール」タスクを使用して、ローカル・リポジトリーまたは Oracle やその他のパブリッシャーが提供するリポジトリーを使用している Solaris 11 以降のエンドポイントでパッケージをインストールおよび更新します。
始める前に
- インストール・タスクにアクセスするために、「Patches for Solaris 11」サイトをサブスクライブします。
- Oracle やその他の提供者が提供するリポジトリーを使用している場合は、エンドポイントをインターネットに接続する必要があります。
- 事前構成されたローカル・リポジトリーを使用している場合は、それをエンドポイントに割り当てる必要があります。詳しくは、ローカル・リポジトリー または「Solaris Image Packaging System リポジトリーの管理 (Solaris Image Packaging System Repository Management)」ダッシュボードの概要を参照してください。
このタスクについて
「pkg を使用したパッケージのインストール」タスクでは、Image Packaging System (IPS) のクライアント取得コマンドを実行して、構成済みリポジトリー内にあるパッケージを使用することでソフトウェア製品とパッチを配布してインストールします。
エンドポイントにインストールするパッケージの種類は、パッケージ名を使用して指定できます。パッケージ名は、スラッシュ (/) 文字で区切られた任意の数のコンポーネントによって階層化されています。パッケージ名について詳しくは、Oracle 製品関連資料 (http://docs.oracle.com/cd/E26502_01/html/E28984/ghyer.html#fmri) を参照してください。
エンドポイントのすべてのインストール済みパッケージを、構成済みリポジトリー内にある、より新しい選択可能なバージョンを使用して更新することもできます。
- pkg install <package_name1> <package_name2>
- 特定の名前のパッケージを更新またはインストールします。複数のパッケージの更新やインストールを行うことができます。パッケージ名を区切るために、スペースを使用してください。
- pkg update
- エンドポイントのすべてのインストール済みパッケージを更新します。
pkg install コマンドおよび pkg update コマンドでは、コマンド・オプションが追加フラグとしてサポートされます。例:--accept. これらのコマンドについて詳しくは、Oracle 製品関連資料 (http://docs.oracle.com/cd/E23824_01/html/E21796/pkg-1.html) を参照してください。「pkg を使用したパッケージのインストール」タスクには、パッケージをエンドポイントにインストールすることなくパッケージのインストールについてテストするアクションも用意されています。
手順
- 「パッチ管理」ドメインからをクリックします。
- 「pkg を使用したパッケージのインストール」タスクを選択します。
- タスク・ペインで、説明を確認し、「アクション」ボックス内の指示に従ってタスクを開始します。
- 選択したアクションに応じて必要な情報を入力し、「OK」をクリックします。注: エンドポイントにインストールされているすべてのパッケージを更新するには、パッケージをインストールするためのアクションを選択します。ただし、パッケージ名は指定しないでください。
- 「アクションの実行」ペインで、パッケージをインストールまたは更新するエンドポイントを選択します。
- 「OK」をクリックします。
次のタスク
「Image Packaging System の結果」分析を使用すると、「pkg を使用したパッケージのインストール」タスクを実行してインストールを行った IPS パッケージが、エンドポイントに正常にインストールされたかどうかを確認できます。詳しくは、『インストールされているパッケージの情報の取得』を参照してください。