コンピューター・グループによる対象設定
Automation Plan 内の各 step では、個別のコンピューターだけでなくコンピューター・グループも対象に設定できます。これを行うには、 Automation Plan の作成時、または「自動化計画アクションの実行」画面から Automation Plan を実行またはスケジュールする際に、「デフォルト設定」機能を使ってコンピューター・グループをデフォルト対象として保存します。コンピューター・グループを step の対象とする場合、そのコンピューター・グループに属するコンピューターのリストは、step が実行される時点で決定されます。そのため、Automation Plan 内で step を定義する時点と、Automation Plan が実行される時点の間でグループ・メンバーシップが変更された場合、システムは、step アクションが実行される時点で、どのコンピューターが対象のコンピューター・グループに属するかを判断します。
step の対象コンピューター・グループを指定するには、既存のコンピューター・グループを選択し、「選択した対象」リストに追加する必要があります。「以下の名前一覧で指定したコンピューター」を使用して、コンピューター・グループの名前を手動で入力することはできません。「デフォルト設定」機能を使って Automation Plan を作成しているとき、または「自動化計画アクションの実行」画面から Automation Plan を実行しているときに、コンピューター・グループ別に対象指定できます。
Automation Plan の作成時にコンピューター・グループをデフォルト対象として保存しても、Automation Plan の実行時にそのコンピューター・グループが存在しない場合、そのコンピューター・グループは 「 自動化計画アクションの実行」画面の「選択した対象」リストにはもう含まれていません。そのコンピューター・グループは存在しないため、有効な対象ではありません。有効な対象のみが、「選択した対象」リストに含まれます。
step の実行時までに、対象のコンピューター・グループがシステムから削除されている場合があります。これは、特に Automation Plans をスケジュールした場合によく起こります。この場合、step は、解決可能なコンピューターに対してのみ実行されます。解決可能なコンピューターがない場合 (たとえば、 step の対象となっているコンピューター・グループが 1 つしかなく、step の実行時にこのコンピューター・グループが削除されているか、 このコンピューター・グループにメンバーが存在しない場合) は、 step アクションは実行されず、 Automation Plan アクションは停止します。
各 step の対象リストには、1 つの対象コンピューターに対して 1 つの参照があります。コンピューターが複数のコンピューター・グループのメンバーであり、それらのコンピューター・グループのうちの複数が対象になっている場合、システムは step アクションの対象リストにそのコンピューターを 1 回含めます。