Automation Plan Engine シャットダウンとリカバリー

Automation Plan Engine は、正常に機能しなくなった特定の条件を検出します。たとえば、認証情報が無効になった場合、Automation Plan Engine は通常どおりに機能しません。このような状況では、Automation Plan Engine は自動的にシャットダウンします。BigFix サーバー・プラグイン・サービスが、Windows® 用の \BigFix Enterprise\BES Server\Applications\Config ディレクトリーの PlanEngine.xml ファイルまたは Linux® 用の /var/opt/BESServer/Applications/Config/PlanEngine.xml で事前設定された時間が経過した後に、Automation Plan Engine を再起動させます。デフォルトは 30 秒ですが、PlanEngine.xml ファイルを変更することでこれを変更できます。再起動時に、Automation Plan Engine はシャットダウンされた処理ポイントから再開します。Automation Plan Engine は、すでに開始されているすべての Automation Plans と、シャットダウンが発生した処理のステージを自動的に認識してから、それらの Automation Plans の実行を続行します。

Automation Plan Engine シャットダウンとリカバリーは、以下の状態で発生します。

1. エラー条件とリカバリー

のエラー条件とリカバリー Automation Plan Engine

エラー条件 リカバリー
Automation Plan Engine が Web レポートとの通信に失敗する。 BigFix の Web レポート・サービスが実行中であることを確認してください。また、ブラウザーを開いて URL を貼り付け、有効なユーザー名とパスワードの組み合わせを使用してログインできることを確認して、Web レポート・サービスへの URL が有効であることも確認してください。
Web レポート・サービスが無効になっている可能性がある。 Web レポートのデータ・ソースで「関連度の評価を無効にする」オプションが設定されていると、エラーが表示されます。これを修正するには「管理」 -> 「データ・ソース」 -> 「データ・ソース・オプション」に移動して、「関連度の評価を無効にする」のチェックを外すことで、Web レポート・サービスを再び有効にします。
Web レポートのユーザー認証情報が失敗するか無効となる。 Automation Plan Engine の開始時に、その時点でのレポートのユーザー名とパスワードの組み合わせを使用して、Web レポート・サーバーへの接続を試みられました。これらの認証情報がその後変更されていた場合、Web レポートの認証情報が無効であることを示すエラーが表示されます。Web レポート・サービスの認証情報を変更するには、Web レポートにログオンし、「管理」に移動して、「ユーザー管理」を選択します。このパネルから認証情報を変更できます。
BigFix コンソール・ユーザー認証情報が失敗するか無効となる。 Automation Plan Engine は、Automation Plan Engine が開始された時点で設定されたプラットフォームのユーザー名とパスワードを使用して、BigFix API Fixlet Message 機能に接続するための簡単な機能の実行を試みます。誤った認証情報が使用されている場合、エラーが表示されます。これを修正するには、ユーザー名とパスワードの認証情報が正しいことを確認してください。