アップロード・モードの状況とアクション

アップロード・モードでのプライマリー・ローカル・リポジトリーとローカル・リレー・リポジトリーの状況とアクションを理解するには、このトピックを参照してください。

以下のスクリーンショットには、2 つのローカル・リレー・リポジトリーが含まれています。
  • 直接接続 を使用するローカル・リレー・リポジトリー、および
  • コンソール・コンピューター経由で接続され、状況がテスト成功 になっているローカル・リレー・リポジトリー

コンソール経由で接続されたリレー・リポジトリーもアクティブ化されていますが、直接接続を使用するリレー・リポジトリーはアクティブになっていません 。どちらのリレー・リポジトリーのキャッシュにも、すべての OS イメージは含まれていないと報告されています

リレー・キャッシュに含まれる OS イメージのチェックは、ローカル・リポジトリーのアップロード・モードが有効になっていない場合でも行われます。すべての OS イメージが含まれている場合は、緑色のチェックが表示されます 。つまり、ターゲット・コンピューターがそのリレー・コンピューターから、または以下のダウンロード・チェーン内の任意のリレー・コンピューターから、いずれかの OS イメージ・ファイルをダウンロードする必要がある場合、このリレーは上記のダウンロード・チェーンへのダウンロード要求を行うことなく、該当のファイルを提供します。
注: ローカル・リポジトリーに格納されているイメージのプリフェッチを含む、アクションの「ダウンロード」セクションにエラーが表示され、ダウンロード・エラー (404: Not Found) が報告されます。このエラーは、BigFix ルート・サーバーが該当のファイルをローカルで取得できないために発生します。一方でアクションが完了すると、そのイメージをダウンロード・チェーンに格納するローカル・リレー・リポジトリーのあるターゲット・コンピューターに、イメージをダウンロードできるようになります。
1. アップロード・モードの状況
これらは、リポジトリーで報告される可能性のある状況です。各状況アイコンにカーソルを移動して、詳細を確認してください。
接続状況
  • : ローカル・リレー・リポジトリーは、コンソール・コンピューター経由でプライマリー・ローカル・リポジトリーへの接続を使用します。詳細で提供される資格情報を使用して正常に接続が確立されました (明るい緑)。
  • : ローカル・リレー・リポジトリーは、コンソール・コンピューター経由でプライマリー・ローカル・リポジトリーへの接続を使用します。接続は既に確立されており、検証が正常に行われました (濃い緑)。
  • : ローカル・リレー・リポジトリーは、コンソール・コンピューター経由のプライマリー・ローカル・リポジトリーへの接続を使用します。接続の検証は正常に行われましたが、警告が出ています。
  • : ローカル・リレー・リポジトリーは、コンソール・コンピューター経由でプライマリー・ローカル・リポジトリーへの接続を使用します。接続の検証中にエラーが発生しました。
  • : ローカル・リレー・リポジトリーは、プライマリー・ローカル・リポジトリーへの直接接続を使用します。
ファイルのチェック状況
  • : イメージ・ライブラリー内のすべての OS イメージのファイルが、ローカル・リレー・リポジトリーのキャッシュで見つかりました。
  • : イメージ・ライブラリー内のすべての OS イメージ・ファイルが、ローカル・リレー・リポジトリーのキャッシュで見つからないか、情報を使用できません。
活動化状況
  • : ローカル・リポジトリーのアップロード・モードが有効になっている場合、または新しい OS イメージがアップロードされた場合でも、ローカル・リレー・リポジトリーではキャッシュ・ファイルの自動同期がアクティブになりません。
  • ローカル・リレー・リポジトリーがアクティブな場合、アイコンは表示されません。
一般状況:
: ローカル・リポジトリーにエラーがあります。
一部のアクションは、プライマリー・リポジトリーとリレー・リポジトリーの両方で使用できます。前と同じ環境で、2 つのローカル・リレー・リポジトリーがあり、そのうち 1 つだけがアクティブになっている場合に、ローカル・リポジトリーのアップロード・モードを有効にすると、アップロード・モード・ウィザードはこのように表示されます。
プライマリー・ローカル・リポジトリー
  • : プライマリー・ローカル・リポジトリーの定義を編集します。
  • : プライマリー・ローカル・リポジトリーを別の共有パスに移動し、すべてのファイルを移動します (次の段落)。
  • : プライマリー・ローカル・リポジトリーの定義を削除します。ローカル・リレー・リポジトリーが 1 つも定義されておらず、ローカル・リポジトリーのアップロード・モードが有効になっていない場合にのみ削除できます。
ローカル・リレー・リポジトリー
  • : ローカル・リレー・リポジトリーの定義を編集します。
  • : ローカル・リレー・リポジトリーのキャッシュ・ファイルをプライマリー・ローカル・リポジトリーと同期します。このボタンは、ローカル・リレー・リポジトリーで、プライマリー・ローカル・リポジトリー内のいずれかのファイルが欠落している場合に有効になります。新しいイメージがインポートされたとき、またはローカル・リレー・リポジトリーのアップロード・モードが有効になったときに、リレー・リポジトリーがアクティブでなかったか、接続できなかった場合、あるいはリレー・キャッシュ・ロジックによって一部の OS イメージ・ファイルが削除された場合に、このようになる可能性があります。
  • : リレー・キャッシュをクリーンアップします。このボタンは、リレー・キャッシュ内の一部のファイルが、ベア・メタル・サーバーに送信されたベア・メタル・プロファイル、または保存済みのイメージの再作成テンプレートに関連していると識別されない場合に有効になります。クリーンアップを実行すると、これらのファイルがリレー・キャッシュから削除されます。これは、リレー・キャッシュのしきい値に達してから、リレー・キャッシュ・ロジックによって一部のファイルが削除される可能性を低減します。クリーン・オプションは、マスター・オペレーターのみが使用できます。
  • : ローカル・リレー・リポジトリーの定義を削除します。

アップロード・モード・ウィザードを開くか、ローカル・リポジトリーの 1 つを追加または編集すると、ローカル・リポジトリーのチェックが行われます。また、更新アイコン をクリックして新しいチェックを実行することもできます。