ログ・ファイルとトレース・ファイル
問題が発生した場合、エラーの修正方法に関する情報が記載された該当するログ・ファイルのメッセージを表示することにより、問題の原因を判断することができます。
Windows ターゲットでのデプロイメント失敗のトラブルシューティング用ファイル
デプロイメントに失敗した場合、実行しているシナリオに基づいて次のファイルを分析することで問題をトラブルシューティングできます。
| ファイル名 | パス | シナリオ |
|---|---|---|
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C:\Program Files\BigFix Enterprise\BES Client\__BESData\__Global\Logs\OSDeploymentLogs\OSDeploymentBindingGrids ターゲット・ワークステーション上 |
イメージの再作成は成功しましたが、ドライバーが新しいオペレーティング・システムにありません。指定された場所に Windows PE バインディング・グリッドがあります。 |
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C:\Deploy\$OEM$\BigFixOSD\RBAgent イメージの再作成用のターゲット・ワークステーション上 |
C:\Deploy\$OEM$\BigFixOSD\RBAgent イメージの再作成用のターゲット・ワークステーション上 |
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C:\BFOSD Files\global\hostactitiestasknnnnn ベア・メタルのリレー・サーバー上 |
ベア・メタル・ジョブが失敗しました。生成されたドライバー・バインディング・グリッドは、指定された場所のエンドポイントにあります。 |
| OSD ログ・ファイル | C:\BFOSD Files\logs ベア・メタルのリレー・サーバー上 |
OSD PXE コンポーネント・ログ |
| すべてのデプロイメント・ファイル (MDT、OS リソース、WIM、および WinPE) | C:\mcastdownload イメージの再作成用のターゲット・ワークステーション上 |
マルチキャストでのイメージの再作成が失敗しました。 |
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C:\Program Files\BigFix Enterprise\BES Client\__BESData\__Global\Logs\OSDeploymentLogs\McastDownload イメージの再作成後、ターゲット・ワークステーション上 |
マルチキャストでのイメージの再作成 (イメージの再作成プロファイル) が正常に実行されました。これらのログ・ファイルには、デプロイメント中にダウンロードされたファイル、およびターゲットが接続されているリレー・サーバーまたはベア・メタル・サーバーによって完了された検証に関する統計情報が含まれています。デプロイメントがユニキャスト・モードに切り替えられたかどうかも確認できます。 |
Windows セットアップ時の問題判別用ファイル
C:\Windows\Panther
C:\Windows\Panther\setuperr.log
C:\Windows\Panther\miglog.xml
C:\Windows\Panther\PreGatherPnPList.log
C:\Windows\setupact.log
C:\Windows\setuperr.log
C:\WINDOWS\INF\setupapi.dev.log
C:\WINDOWS\INF\setupapi.app.log
C:\WINDOWS\Performance\Winsat\winsat.logLinux デプロイメント時の問題判別用ファイル
/var/opt/BESClient/__BESClient/__Global/logs/DeploymentLogscleanupbesclientcache.log
instpostscript.log
instpostscriptnochroot.log
instprescript.log
limunpack.log
patchlinuxconf.log
prepareimageprovider.log
setlinuxboot.log
testlinuxboot.log
デプロイメントのタイプによっては、これらのファイルのうち、使用できないものがあります。イメージ再作成プロセス失敗のトラブルシューティングについて詳しくは、BigFix「Wiki」ページを参照してください。 イメージの再作成プロセス
ファイル・インポート中に発生したコンソール・エラーのトラブルシューティング用ファイル
%USERPROFILE%\OSDeploymentインポート・ステップでエラーが発生した場合は、一般トレース・ファイル %USERPROFILE%\OSDeployment\rbagent.trc を分析することで、問題をトラブルシューティングできます。アップロードされるすべてのファイルは、%USERPROFILE%\OSDeployment\UploadManagerFiles フォルダー内で追跡されます。
デプロイメント・メディアの作成に関する問題を判別するためのファイル
- BigFix コンソールで、選択したターゲット上で実行された
GenerateDeploymentMediaアクション情報を確認します。 - 選択されたターゲットが OS Deployment サーバーである場合は、%ProgramFiles%\BigFix OSD の
rbagent.logとrbagent.trcのファイルを参照してください。以下に例を示します。これは、選択したターゲット・マシン上のパスです。C:\Program Files\BigFix OSD - 選択されたターゲットが OS Deployment サーバーでない場合は、<IEM Client>\_BESData\actionsite\_Download の
rbagent.logとrbagent.trcのファイルを参照してください。例:これは、選択したターゲット・マシン上のパスです。C:\Program Files\BigFixEnterprise\BESClient>\_BESData\actionsite\_Download
ベア・メタルとイメージ再作成のデプロイメント時における JoinDomain エラーのトラブルシューティング
ターゲットがドメインに参加する際に発生した障害は、リカバリー不能なエラーではありません。デプロイメントは正常に実行されます。ターゲットがドメインに参加できない場合は、c:\Windows\Temp|Deployment Logs\ZTIDomainJoin.log ファイルで というストリングを検索して、問題の原因を特定してください。RC=
.
Case 2 Explanation = "Missing OU"
Case 5 Explanation = "Access denied"
Case 53 Explanation = "Network path not found"
Case 87 Explanation = "Parameter incorrect"
Case 254 Explanation = "The specified extended attribute name
was invalid."
-> probably the specified OU (organizational Unit) parameter
is incorrect or OU doesn't exist
Case 1326 Explanation = "Logon failure, user or pass"
Case 1355 Explanation = "The specified domain either does not exist or could not
be contacted."
-> probably there is a DHCP/DNS configuration error
Case 1909 Explanation = "User account locked out"
Case 2224 Explanation = "Computer Account allready exists"
Case 2691 Explanation = "Allready joined" このエラー・コードについて詳しくは、https://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms681381(v=vs.85).aspxを参照してください。
ベア・メタルをデプロイした後のクライアント設定の問題のトラブルシューティング
C:\Windows\temp\...\BFCloseBareMetalTask.logRelayDownloader のエラーのトラブルシューティング
RelayDownloader ツールは、例えばデプロイメント・メディアを作成するとき、またはベア・メタル・デプロイメント用に、BigFix server からファイルを取得するために使用されます。RelayDownloader のエラーのトラブルシューティングのヒントについては、BigFix の Wiki を参照してください。RelayDownloader のトラブルシューティングのヒント。
ベア・メタル・サーバー設定を取得する際の問題のトラブルシューティング (分析 50 またはタスク 361)
\global\tem\baremetalsettings.confは、設定が保存されているファイルです。C:\Program Files\BigFix OSD\rbagent.trc構成ファイルが存在しない場合や無効な場合は、rbagent.trc ファイルにエラーが記録されます。このエラーを問題のトラブルシューティングに利用できます。