Windows での Fixlet サイトのコンテンツの更新

インターネットにアクセスできない Windows コンピューターに BigFix サーバーをインストールした場合は、Airgap ツールを使用して、インターネットにアクセスできるコンピューターに Fixlet サイトのコンテンツをダウンロードします。次に、ファイルを BigFix サーバーがインストールされている Windows コンピューターに移動します。抽出モードまたは非抽出モードでサイト・コンテンツを更新できます。非抽出モードは単純ですが、手順は BigFix 9.5.5 から使用できます。以前のバージョンでは、抽出モードを使用します。

非抽出モードでのサイト・コンテンツの更新

以下の手順では、最も単純なパスについて説明します。使用可能なすべてのオプションについては、以下を参照してください。BigFix ドキュメントで非抽出モードで Airgap ツールを使用する

始める前に

インターネットにアクセスできる Windows コンピューターが必要です。

手順

  1. BigFix サーバーのシリアル番号と、BigFix ライセンスに指定されている電子メール・アドレスを取得します。この情報を取得するには、次の URL に移動します。https://<ip_address>:<port_number>/masthead/masthead.afxm.
    各表記の意味は次のとおりです。
    <ip_address>
    BigFix サーバーの IP アドレス。
    <port_number>
    BigFix サーバーが使用するポート。デフォルトでは、52311 です。
    情報は次の行にリストされています。
    From: <mail_address>
    X-Fixlet-Site-Serial-Number: <serial_number>
  2. インターネットにアクセスできるコンピューターで、サイト・コンテンツを収集してエアー・ギャップ応答ファイルを作成します。
    1. Airgap ツールのウェブサイトにアクセスし、Airgap ツールをダウンロードします。次に、ファイルを展開します。
    2. コマンド・ラインを開き、Airgap ツールを展開したディレクトリーに移動し、次のコマンドを実行します。
      BESAirgapTool.exe -serial <serial_number> -email 
              <mail_address> -createSiteList <site_list_file_name>
      各表記の意味は次のとおりです。
      <serial_number>
      BigFix サーバーのシリアル番号。
      <mail_address>
      BigFix ライセンスで指定された電子メール・アドレス。
      <site_list_file_name>
      BigFix ライセンスのサイトを書き込むファイルの名前。
    3. <site_list_file_name> ファイルを開き、IBM License Reporting サイトの横にフラグ A が指定されているかどうかを確認します。このフラグは、IBM License Reporting サイトの内容が収集され、必要なファイルがダウンロードされることを示します。別のフラグが指定されている場合は、A に変更します。
      N::BES Support::http://sync.bigfix.com/cgi-bin/bfgather/bessupport
               A::IBM License Reporting::http://sync.bigfix.com/cgi-bin/bfgather/ibmlicensereporting
              
    4. コマンド・ラインを開き、Airgap ツールを展開したディレクトリーに移動し、次のコマンドを実行します。
      BESAirgapTool.exe -site <site_list_file_name> -download -cache <cache_name>
      各表記の意味は次のとおりです。
      <site_list_file_name>
      BigFix ライセンスのサイトのリストを含むファイルの名前。
      <cache_name>
      ダウンロードしたファイルを保存するフォルダーへのパス。
      その結果、ファイルが <cache_name> フォルダーにダウンロードされ、AirgapResponse ファイルが作成されます。
  3. AirgapResponse<cache_name> フォルダーを、BigFix サーバーがインストールされている Linux コンピューターにコピーします。
    ファイルを次の場所に配置します。
    • BESAirgapTool.exe スクリプトを使用して、AirgapResponse ファイルをフォルダーに配置します。
    • <cache_name> フォルダーの内容を BigFix サーバーのキャッシュ・フォルダーに配置します。デフォルトでは、キャッシュ・フォルダーは次のとおりです。%PROGRAM FILES%\BigFix Enterprise\BES Server\wwwrootbes\bfmirror\downloads\sha1.
  4. コマンド・ラインを開き、ファイルを配置したディレクトリーに移動し、次のコマンドを実行して Fixlet サイトの内容を BigFix サーバーにインポートします。
    BESAirgapTool.exe

抽出モードでのサイト・コンテンツの更新

以下の手順では、最も単純なパスについて説明します。使用可能なすべてのオプションについては、以下を参照してください。BigFix ドキュメントで抽出モードで Airgap ツールを使用する

始める前に

インターネットにアクセスできる Windows コンピューターが必要です。

手順

  1. BigFix サーバーがインストールされているディレクトリーを開き、BESAirgapTool.exe ファイルを実行します。プロンプトが出されたら、ファイルを新しいフォルダー (Airgap など) に保存します。airgap 要求ファイルが作成されます。
  2. 作成されたすべてのファイルを、インターネットにアクセスできる Windows コンピューターにコピーします。
  3. インターネットにアクセスできる Windows コンピューターで、BESAirgapTool.exe を実行します。airgap 要求ファイルが応答ファイルに変更されます。
  4. AirgapResponse ファイルを BigFixサーバーにコピーし、 ステップ 1 で作成したディレクトリーに格納します。
  5. BESAirgapTool.exe を実行します。airgap 応答が BigFix サーバーにロードされます。

次のタスク

ファイルをキャッシュし、BigFix サーバーに移動します。