Add コマンド
Server.Load スクリプトで使用し、a の値に応じてデータベースに新しい文書を作成します。
各新規文書は、現在のユーザー名が示された [作成者] フィールドと [受信者] フィールド、サマリー項目として文書の序数、件名 (サマリー) のテキスト項目、オプションの添付項目、本文 (非サマリー項目) のテキスト項目で構成されます。
数値を指定しないときは、ノートが 1 つ作成されます。b
を指定しない場合、サマリーデータの長さは 1 から 100 バイトの範囲の一様乱数になります。c
を指定しない場合、非サマリーデータの長さは 100 から 300 バイトの範囲の一様乱数になります。
構文
Add(a, b, c)
各部の意味は以下のとおりです。
- a -- 追加する文書の数
- b -- サマリー項目 "Subject" の長さ (オプション、デフォルトは "")
- c -- 非サマリー項目 "Subject" の長さ (オプション、デフォルトは "")注: 本文 (非サマリー) の値は 65000 バイトを超えてはなりません。
例 1
この例では、デフォルトビュー [All Document $all] に文書を追加します。
changeto [mailserver]!!mailmail[#].nsf mail60.ntf -keepopen
add [a]
drop
注: NOTES.INI ファイル内に、環境変数「a」の値を追加する必要があります。または、次の例に示すように、スクリプト内に値をコード化することができます。
changeto [mailserver]!!mailmail[#].nsf mail60.ntf -keepopen
add 10
注: 10 個の文書の値をハードコード化します。
drop
例 2
この例では、-f
(フォルダ名) を使用して受信フォルダに文書を追加します。
changeto [mailserver]!!mail\mail[#].nsf mail46.ntf -keepopen
add [a] -f $Inbox
drop
例 3
この例では、受信ボックスビューに、件名 (サマリー項目) の長さを 30 バイト、本文 (非サマリー項目) の長さを 10000 バイトに設定した文書を 1 つ追加します。
changeto [mailserver]!!mail\mail[#].nsf mail46.ntf -keepopen
add 1 30 10000 -f $inbox
drop