サイトプロフィール文書とリソース文書を作成する
サイトプロフィール文書では、リソースを配置する特定のサイトを定義し、そのサイトを会議室予約データベースおよび Domino® ディレクトリと関連付けます。リソース文書では、リソースの名前、タイプ、可用性を定義したり、リソースを予約できるユーザーを指定したりすることができます。リソース文書を作成する前に、最低 1 つサイトプロフィール文書を作成してください。
このタスクについて
リソース文書では、リソースの名前、種類、可用性を定義したり、リソースを予約できるユーザーを特定できます。リソースには次の 3 種類があります。
- [会議室] - 通常、ユーザーがミーティングを予約する会議室。このリソースを設定する際には、座席数を入力する必要があります。
- オンライン会議室 -- Instant Messaging を経由して「オンライン」で開催される会議。
- [その他] - 会議室またはオンラインミーティング以外の、ユーザーが予約できるリソース。
リソースを設定したら、ユーザーの空き時間を検索し、会議招集を送信するのと同時に、リソースの空き時間を検索し、会議用リソースのスケジュールを作成できます。システム管理プロセスにより、作成したリソース文書ごとに、対応するリソース文書が Domino ディレクトリに作成されます。空き時間を照会すると、空き時間システムは [空き時間情報] データベースを検索して、リソースのロケーションを特定し、リソースの空き時間とユーザーの空き時間の両方から判断した利用可能状況を通知します。
会議室をリソースとして設定したら、名前か番号による統一した形式で会議室情報を入力します。これによって、データベースで会議室が見つからないときに起こるエラーの回数を制限できます。
アドレスの入力補完機能を有効にして会議室を予約すると、Domino は番号または名前のどちらかで会議室を検索します。Domino は、会議室が会議室予約データベースに名前によって追加されたか、番号によって追加されたかによって、名前または番号で会議室を検索します。ユーザーが名前を入力しても、会議室リソースが会議室番号で設定されている場合、エラーが生成され、会議室は検索できません。すべての会議室リソースを名前だけまたは番号だけで設定すると、このエラーは回避できます。
サイトプロフィール文書やリソース文書を新規作成すると、まず、システム管理プロセスにより新しいリソースが Domino ディレクトリに追加されます。その後、レプリケータによって、その追加情報は、Domino ディレクトリのリソースのスケジュール作成に使用されるサーバー上にある、すべてのレプリカに複製されます。これにより、ユーザーが新しいリソースを利用できるようになります。
サイトプロフィール文書を作成するには
始める前に
手順
- Domino Administrator から [ファイル] タブをクリックします。
- サーバーペインで作業するサーバーを選択します。
- 会議室予約データベースを開き、[カレンダー]、[個人予約文書のみ]、[予約状況承認待ち] 以外のビューを選択します。
- [サイトプロフィール作成] をクリックします。
-
以下のフィールドに入力します。
- サイト名 -- リソースが存在するサイトの名前を入力します。例: 50 West Lincoln Building。
- ドメイン名 -- 会議室予約データベースがあるドメインの名前を入力します。
- [保存して閉じる] をクリックします。