テンプレートとデータベースの署名

テンプレートやデータベースに署名すると、その整合性が保証されます。例えばエージェントに署名すると、サーバーのエージェントマネージャは、署名者にエージェントを実行する権限があることを確認できます。また、データベースやテンプレートに署名すると、実行するデータベースアクションを Notes® クライアントの ECL で評価できます。

このタスクについて

テンプレートに署名すると、そのテンプレートから作成したデータベースにはすべてその署名が引き継がれます。

注: 特定の設計文書や文書内の特定の要素だけに署名する場合、例えば特定のエージェントだけに署名するような場合は、まず文書の IBM Notes ID を決める必要があります。文書の Note ID を決めるには、ビューで文書を右クリックし、[文書のプロパティ] をクリックした後、プロパティボックスの最後のタブ ([文書 ID]) をクリックします。Note ID は、このタブの最後の行にリストされます (例: NT00000902)。

手順

  1. 署名するデータベースやテンプレートが保存されているサーバーを選択します。
  2. [ファイル] タブで、署名するデータベースやテンプレートを選択します。
  3. [ツール] > [データベース] > [署名] を選択します。
  4. 次のいずれかを選択します。
    • [現在のユーザー ID] - 自分のユーザー ID で署名する。
    • [現在のサーバー ID] - データベースやテンプレートを保存するサーバーの ID で署名する。
  5. 次のオプションのどれかを選択し、署名する要素を指定します。
    • [すべての設計文書] - あらゆる設計要素に署名する。複数のデータベースやテンプレートに署名する場合にこのオプションを選択すると、署名プロセスに時間がかかることがあります。
    • [すべてのデータ文書] - データ文書で検出されたすべてのアクティブコンテンツに署名する。
    • [指定したすべての文書] - 設計要素の特定の種類に署名する。
    • [特定の Note ID] - 特定の設計要素に署名する。
  6. [既存の署名のみ更新する (高速)] を選択すると、既に署名したことのある設計要素だけを更新します。これにより、署名したことのある設計要素の署名を変更できます。
  7. [OK] をクリックします。ダイアログボックスに処理したデータベースの数とエラーの数 (発生した場合) が表示されます。