Domino® Administrator を使用してデータベースを作成します。IBM Domino のテンプレートのいずれかを使用してデータベースを作成することも、[- 未入力 -] を選択して空白のテンプレートを使用することもできます。
このタスクについて
作成するデータベースに設計変更を加えるには、Domino Designer クライアントをインストールする必要があります。
Domino に付属するテンプレートの多くはマスターテンプレートです。マスターテンプレートに加えた変更は、特に指定しない限り、同じテンプレートから作成される任意のデータベースに引き継がれます。データベースをカスタマイズする際に設計を変更しないようにするには、テンプレートを選択した後で [テンプレートを引き継いで設計] オプションを選択解除するか、該当データベースに対する [データベースのプロパティ] ボックスの [設計] タブにある [テンプレートから設計を引き継ぐ] を選択解除します。
手順
-
Domino Administrator で を選択します。
表 1. [新規] ダイアログボックスのオプション
フィールド |
アクション |
サーバー |
次の操作のいずれかを行います。
- データベースをローカルのハードディスク上に格納するには [ローカル] を選択します。
- データベースを格納するサーバーの名前を入力します。
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タイトル |
データベース名を入力します。指定できる最大の長さは 96 文字です。 |
ファイル名 |
デフォルトのファイル名を使用するか、32 文字未満の一意のファイル名の後に拡張子 .NSF を付けて指定します。データベースをローカルに作成する場合、作成したデータベースを格納するドライブとディレクトリを指定します。例えば、C:/Databases/mydbs.nsf。指定しない場合は、データベースは Data ディレクトリに格納されます。データベースをサーバー上に作成する場合は、データベースを格納するサーバーとディレクトリを指定します。 |
全文索引の作成 |
このオプションを選択すると、データベースを全文検索できます。全文検索ではテキスト検索の速度が向上しています。 |
- オプション:
データベースを暗号化し、データベースを開くために適切なユーザー ID を要求する場合は、[暗号化] をクリックします。
- オプション:
作成するデータベースに詳細オプションを設定するには、[詳細] をクリックします。
表 2. 詳細なデータベースのプロパティ
フィールド |
アクション |
サーバー |
データベースの作成に使用するテンプレートを含むサーバー名を指定します。 |
テンプレート |
リストからテンプレートを選択するか、テンプレートを使用しない場合は [- 未入力 -] を選択します。 |
詳細テンプレートの表示 |
使用可能なすべての Domino テンプレートから選ぶには、このオプションを選択します。 |
テンプレートを引き継いで設計 |
サーバータスクを夜間に実行する場合に、データベースの設計を更新するには、このオプションを選択します。 |
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サーバータスクを夜間に実行する際にデータベース設計を更新する場合は [テンプレートを引き継いで設計] を選択します。
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新しいデータベースでの検索速度を高めるには、[検索のために全文索引を作成する] をオンにします。
次のタスク
指定したエントリでテンプレートの ACL を更新することによって、作成するデータベースの ACL をカスタマイズできます。つまり、[Alan Smythe/Sales/UK]
などの ACL エントリを指定し、NSF データベースの作成時に該当の値をコピーできます。詳しくは、HCL Domino Designer ヘルプ の CreateFromTemplate
についてのトピックを参照してください。