ETL のスケジュール

ETL (抽出、変換、読み込み) プロセスでは、データ・ソースからデータを抽出して、Insights のデータベースに保存します。ETL プロセスは時間とリソースを大幅に消費する可能性があるため、カスタマイズ可能なスケジュールで実行して障害を最小限に抑えます。BigFix Insights で、ETL を日ごと、週ごと、月ごとにスケジュールし、データ・ソースの ETL の履歴とすべてのデータ・ソースの ETL 設定を指定することもできます。

ETL の設定

About this task

Note: デプロイメント中の中断を最小限に抑えるために、容量のガイドラインに記載されている推奨事項に従ってください。

Insights で ETL をスケジュールするには、次のステップを実行します。

Procedure

  1. Insights「データ・ソース」タブに移動します。

  2. ETL をスケジュールするデータ・ソースで「ETL の設定」をクリックします。
    ETL スケジューラーが次のように表示されます。


    Note: 「クライアント時刻」 は、データ・ソース上の時刻を指します。カレンダーの丸で囲まれた日付は、現在の日付を示します。
    ETL カレンダーの日付には、緑色、青色、赤色のドットが表示されます。
    • : 当日予定されている ETL が 6 個未満であることを示します。
    • 緑色: 当日予定されている ETL が 6 ~ 10 個あることを示します。
    • 赤色: 当日予定されている ETL が 10 個以上あることを示します。
  3. ETL を実行する頻度を選択し、他のフィールドに値を入力します。
    Note:
    • ETL を今すぐ実行するには、「ETL を今すぐキューに格納」をクリックします。別の ETL が進行中の場合、 「ETL を今すぐキューに格納」をクリックすると、ETL がキューに追加されます。
    • 特定のデータ・ソースでは、スケジュールされた ETL が実行される予定のときに 「ETL を今すぐキューに格納」 によって開始された ETL が実行されている場合、スケジュールされた ETL はスキップされ、次にスケジュールされた ETL 時刻に実行されます。
  4. ETL を実行する時刻を選択します。時間をクリックすると変更できます。
  5. 「保存」をクリックします。
    これで、Insights で ETL が正常にスケジュールされました。

    「Insights の詳細」ページの「次の ETL」列から次の ETL イベントを表示できます。



ETL の再スケジュール

About this task

ETL を再スケジュールするには、以下のステップを実行します。

Procedure

  1. 「データ・ソース」タブに移動します。
  2. ETL スケジュールを編集するデータ・ソースの「次の ETL」列の日付をクリックします。
  3. 必要に応じてフィールドを編集します。
  4. 「保存」をクリックします。
    データ・ソースの「次の ETL」列が、更新されたスケジュールで更新されます。
    Note: 「ETL 状況」「実行中」の場合は、ETL スケジュールを編集できません。

ETL 履歴

About this task

Insights の詳細」ページ (「データ・ソース」タブ) の「前回の ETL」列をクリックすると、ETL 履歴を表示できます。履歴に、選択した ETL の完了した実行内容がすべて表示されます。カレンダーの丸で囲まれた日付は現在の日付を示し、強調表示されているすべての日付は ETL が実行された日付です。
Note: ETL が正常に実行されると、ETL 履歴を表示できます。

その日に実行された ETL の所要時間、状況、開始時刻、終了時刻を表示するには、ETL 履歴カレンダーで強調表示されている日付をクリックします。

「前回成功した ETL」フィールドと「次の ETL」フィールドを最新の状態に更新するには、「更新」アイコンをクリックします。「次の ETL」リンクをクリックすると、そのデータ・ソースの ETL スケジューラーが表示されます。

Live ETL ページへのアクセス

About this task

このタスクには、アクティブな BFE ETL プロセスを追跡するための Live ETL フィード・ページへのアクセスが含まれます。主な目的は、ETL の問題のデバッグを支援し、進行中の ETL 操作の進捗を監視することです。

Live ETL フィード・ページには URL 経由でのみ直接アクセスでき、WebUI で Insights にログインした後でアクセス可能になります。このページを表示する直接リンクまたはボタンはありません。

Live ETL フィード・ページにアクセスするには、Web ブラウザーを開いて URL「https://<webui_server>/insights/live」を入力します。