カスタム属性の追加および編集

このトピックではカスタム属性を作成、編集、および削除する方法を説明します。

About this task

カスタム属性は、Insights データベース内に外部情報を追加するために使用されます。この情報は、レポート作成のユース・ケースに役立てることができます。カスタム属性を作成すると、Insights レポート内の別名値に利用できます。この機能の実用的なユース・ケースの例を以下に示します。

ユース・ケース: BigFix は、 システムにインストールされているオペレーティング・システムのリテラル解釈を提供します。これは、オペレーティング・システム API を介して報告されますが、結果のストリングは OS によって多少異なる場合があります。次のスクリーンショットを参照してください。

Figure 1.


与えられたすべての Linux ディストリビューションと個々の Linux ディストリビューションごとのカウントのロールアップ・カウントを提供したいと考えています。これは、カスタム属性の活用が役立つ多くのユース・ケースの 1 つです。以下に示すデータを確認してください (2 つの照会があります)。最初の照会では、custom_attributes テーブルの内容が表示されます。テーブルにはさまざまなディストリビューションが取り込まれています。2 つ目の照会では、テーブルを活用してデータを正規化し、それに応じてデータをグループ化しています。この 2 つを一緒に使用することによって、すべての Linux ディストリビューションのオペレーティング・システムをロールアップする基本的なユース・ケースが可能になりました。

Figure 2. ユース・ケース - 例

要するに、指定された照会と組み合わせてカスタム属性テーブルを使用すれば、このユース・ケースのデータを正規化してグループ化することができます。Custom_Attributes は、BigFix で公開されているいくつかのサンプル・レポート内で利用されています。

カスタム属性への許可の割り当て

About this task

WebUI オペレーターがカスタム属性を追加、編集、削除できるようにするには、次のステップを実行します。
Note: カスタム属性を追加、編集、削除するには、「レポート属性: 作成/編集/削除」の「グローバル権限の設定」チェック・ボックスを選択する必要があります。
  1. マスター・オペレーターとして WebUI にログインします。
    Note: 権限を割り当てるには、マスター・オペレーターの権限が必要です。
  2. 「設定」歯車に移動し、「権限」をクリックします。

  3. Insights アプリケーションに必要な役割アクセスを割り当てます。

  4. ユーザーに Insights アプリケーションへのアクセス権が付与されると、そのユーザーの「WebUI アプリケーション」ドロップダウンに Insights アプリケーションが表示されるようになります。

カスタム属性の追加

About this task

次のステップを実行して、カスタム属性を追加します。
  1. WebUI にログインします。
  2. 「アプリケーション」タブをクリックし、「Insights」をクリックします。

    データ・グリッド・ビューでは、カスタム属性、値、およびカテゴリー・リストをすばやく表示できます。属性ごとに、検索またはフィルタリングのオプションが用意されています。列の追加、削除、およびサイズ変更を行うことができます。

  3. 「カスタム属性」ページの「新規属性の追加」をクリックします。

  4. 「属性の追加/編集」スライド・アウト・ウィンドウで「カテゴリー名」「属性名」「値」を入力して、「OK」をクリックします。

カスタム属性の編集

About this task

次のステップを実行して、カスタム属性を編集します。
  1. WebUI の「カスタム属性」ページに移動します。
  2. 編集する属性をリストから検索または選択し、編集アイコンをクリックします。

  3. 「カテゴリー」「属性」「値」を編集し、「保存」をクリックします。

カスタム属性の削除

About this task

次のステップを実行して、既存のカスタム属性を削除します。
  1. WebUI の「カスタム属性」ページに移動します。
  2. 削除する属性をリストから選択または検索し、「削除」をクリックします。

  3. クリックすると、削除の確認を求めるプロンプトが表示されます。