アップグレードの前に

アップグレードの前に行うこと。

BigFix バージョン 10 からアップグレードする場合:
  • BigFix サーバーの最小 OS 要件データベースの要件 を慎重に確認します。
  • アップグレード元の現在のバージョンが 10.0.7 以降であることを確認します。
  • V11 の概要」に記載されているように、「強化されたセキュリティー」を有効にします。
  • バージョン 9.5 よりも前のバージョンの BigFix クライアントおよびリレーは、サポートされていません。

BigFix コンポーネントをアップグレードする前に、以下の手順を実行します。

  1. BigFix コンポーネントのアップグレードを開始する前に、BigFix WebUI サービスが停止していることを確認してください。また、アップグレード手順全体が完了するまでこのサービスを再始動しないでください。WebUI が BigFix サーバーと同じシステムにインストールされているか、別のシステムにインストールされているかに関係なく、この手順を実行します。
  2. すべてのリモート BigFix Web レポート・サーバーが停止していることを確認し、全体のアップグレード手順が完了するまでサーバーを再始動しないでください。
  3. Microsoft SQL Server の Always On 可用性グループを使用している場合、この機能を一時的に無効にする必要があります。
  4. すべての BigFix コンソールを閉じてください。
  5. サーバー・バックアップの説明に従って、BigFix サーバーとデータベースをバックアップします。
  6. license.pvklicense.crt、および masthead.afxm を、BigFix サーバーまたは USB キー上の別の場所にバックアップします。
  7. BigFix データベースのために十分な空き領域があることを確認します。空き領域の見積もりには、特定の表の行数、表と索引を格納するデータ・ページの密度、ログ管理と表の圧縮のための特定のデータベース・オプションなどの、いくつかの要因があります。
  8. 必要に応じて、SQL データベース・エンジンをアップグレードします。

分散サーバー・アーキテクチャ (DSA) 環境では、レプリケーション間隔を増やして、アップグレード中にレプリケーションが繰り返し失敗することを防いでください。追加情報については、Windows システムでのレプリケーション間隔の変更およびLinux システムでのレプリケーション間隔の変更を参照してください。

自動アップグレードに必要なすべての要件が満たされている場合は、Fixlet を使用して自動アップグレードを実行できます。それ以外の場合は、手動アップグレードを実行する必要があります。