Microsoft Entra ID との統合
Microsoft Entra を使用して、BigFix での認証を処理することができます。
BigFix プラットフォームのバージョン 11 パッチ 2 のリリースでは、BigFix コンソールから直接 Microsoft Entra ID を新しい ID プロバイダーとして統合できるようになりました。
この統合により、Microsoft Entra ID の資格情報を使用した効率的な認証管理が可能になり、ユーザーは BigFix のリソースに安全で便利にアクセスできます。この統合により、管理者はアクセス管理プロセスを合理化して、全体的なセキュリティーを強化し、ユーザーが BigFix プラットフォームにアクセスしてこれを使用する方法の柔軟性を高めることができます。

Microsoft Entra ID を新しい ID プロバイダーとして統合するために必要な構成は、2 ステップのプロセスです。まず、Microsoft Entra ID での BigFix アプリ登録で説明されているように Microsoft Entra ギャラリーから BigFix アプリを構成し、次にID プロバイダーとしての Microsoft Entra ID の追加で説明されているように BigFix プラットフォームで ID プロバイダー構成を実行します。
注: Microsoft Entra ID プロバイダーで多要素認証 (MFA) が必要な場合は、「識別情報プロバイダー・オペレーター用の SAML V2.0 認証の有効化」で説明されているように、BigFix アプリで SAML を有効にする必要があります。