BigFix サーバーでの Microsoft 制御フロー・ガードの有効化
BigFix バージョン 11.0.3 以降、BigFix サーバーは Windows システム上で Microsoft Control Flow Guard (CFG) セキュリティー機能を実装します。次の BigFix サーバーの実行可能ファイルは、
- BESAdmin.exe
- BESRootServer.exe
- FillDB.exe
- GatherDB.exe
Microsoft Control Flow Guard 機能の詳細については、「プラットフォーム・セキュリティーのための Control Flow Guard」を参照してください。
BigFix バージョン 11.0.3 をインストールするか、またはそれにアップグレードした場合、上記の実行可能ファイルの Microsoft Control Flow Guard 機能はデフォルトで無効になっています。
この機能を有効にするには、「Windows セキュリティー・アプリを使用したシステム・レベルの緩和策の構成」で説明されているように Windows Exploit Protection を使用するか、またはBESAdmin Windows コマンド・ラインで説明されているように、checkcontrolflowguard と setcontrolflowguard という名前の新しい BigFix 管理ツールのコマンド・ライン・オプションを使用します。
「厳密な CFG の使用」オプションはサポートされていません。これを有効にすると、Windows OS は、実行可能ファイルによってロードされたすべてのライブラリーが CFG パラメーターでビルドされていることを期待し、予測不能な動作を引き起こします。