グローバル・ゾーンおよび非グローバル・ゾーンのパッチ適用

「Patches for Solaris」サイトの Fixlet でグローバル・ゾーンおよび非グローバル・ゾーンにパッチを適用することにより、これらのゾーンを保護します。

始める前に

  • 非グローバル・ゾーンが正しく構成されていることを確認します。非グローバル・ゾーンの構成について詳しくは、『Oracle System Administration Guide』(http://docs.oracle.com/cd/E19044-01/sol.containers/817-1592/z.conf.start-29/index.html) を参照してください。
  • 各非グローバル・ゾーンが個別のエンドポイントとしてコンソールに報告されていることを確認します。非グローバル・ゾーンでのクライアントの構成を参照してください。
  • Solaris ダウンロード・プラグインを登録します。Solaris ダウンロード・プラグインの登録を参照してください。
  • 「Solaris ゾーン・サポート (Solaris Zone Support)」 タスク (ID #1) を実行します。このタスクは、クライアントが実行されているゾーンのタイプを識別します。次に、特定のパッチ・コンテンツがそのゾーンに適用可能かどうかを判別します。

このタスクについて

SUNW_PKG_ALLZONES=false 変数が設定されている Fixlet のみが、他のゾーンに影響を与えることなく、単一ゾーンにパッチを適用できます。

手順

  1. 「パッチ管理」ドメインから「OS ベンダー」 > 「Sun Microsystems Solaris」 > 「Patches for Solaris」をクリックします。
  2. リスト・パネルに表示されたコンテンツの中から、適用する Fixlet を選択します。作業域で Fixlet が開きます。
  3. Fixlet の詳細を確認するには、ウィンドウの上部にあるタブをクリックします。
  4. 「アクションの実行」をクリックし、Fixlet を適用するためのアクションを選択します。
    • グローバル・ゾーンおよび非グローバル・ゾーンにパッチ適用するには、「こちらをクリックして、適用プロセスを開始」を選択します。
    • グローバル・ゾーンのみにパッチを適用するには、「こちらをクリックして、現在のゾーンのみに適用プロセスを開始 (Click here to initiate the deployment process for the current zone only)」を選択します。
    • 指定した非グローバル・ゾーンのみにパッチ適用するには、「こちらをクリックして、現在のゾーンのみに適用プロセスを開始 (Click here to initiate the deployment process for the current zone only)」を選択します。
    1. ゾーンへのパッチ適用時の Fixlet のアクション

    ゾーンへのパッチ適用時の Fixlet のアクション

    代わりに、「アクション」ボックス内で該当するリンクをクリックすることもできます。

  5. 「アクションの実行」ダイアログでは、追加のパラメーターを設定することができます。終了したら「OK」をクリックしてください。