リリース・ノート V10.0.0 フィックス・パック 2
Remote Control フィックス・パック 2 で導入された、変更された機能または新機能と機能拡張の概要について、以下で紹介します。
Remote Control V10.0.0 フィックス・パック 2
Remote Control V10.0.0 フィックス・パック 2で導入された機能
- Lite Web Portal
フィックス・パック 2 を使用すると、Remote Control は、コントローラーとターゲットがインターネット経由であっても、VPN を使用せずにオンデマンド・ターゲット (ODT) でリモート・セッションを開くことができるソリューションを提供します。これは特に、ワーク・フォーム・ホーム・シナリオでの VPN 過負荷の課題に対処します。詳しくは、Lite Web Portalを参照してください。
- macOS Catalina で ODT を起動する場合のユーザー・エクスペリエンスの向上
フィックス・パック 2 の前は、macOS Catalina (10.15) 以降では、ODT を使用してリモート・セッションを開始するために、ユーザーはいくつかの OS レベルのコマンドを実行して、ダウンロードしたファイルの実行権限を手動で変更する必要がありました。フィックス・パック 2 では、Remote Control は、macOS 用の ODT パッケージの新しいタイプを提供します。このパッケージを有効にすると、ユーザーは手動で実行権限を変更することなく、ODT を一時的にインストールしてセッションを実行できます。
Remote Control V10.0.0 フィックス・パック 2に含まれるフィックス
- KB0081758 – macOS コンピューターの場合は右クリックメニューの「BigFix Remote Control」エントリーがグレー表示される
- KB0081193 – インストール・ガイドのブラウザー・バージョンのリストを更新
- KB0081018 – コントローラーは macOS 上の .trcjws ファイルに関連付けされていない
- KB0081017 – V10 Java 署名済み jars には中間証明書がない