DB2 データ・ソースの作成

このタスクについて

JDBC プロバイダーが正しく構成されていることを確認したら、その JDBC プロバイダーを使用して、Remote Control のデータ・ソースを作成する必要があります。

データ・ソースを作成するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. 「リソース」「JDBC」「データ・ソース」を選択します。
  2. ドロップダウン・メニューから、ノードとサーバーを含む有効範囲を選択します。
    例えば、ノードは TEST-2008Node02、サーバーは server1 などです。
  3. 新規」をクリックします。
  4. データ・ソース情報を指定します。
    1. 基本的なデータ・ソース情報を入力します。
      データ・ソース名
      データ・ソースの名前を指定します。必要を満たした任意の名前を指定できます。
      JNDI 名
      これは「jdbc/trcdb」に設定する必要があります。
      注: この名前が変更された場合は、common.properties ファイルも変更する必要があります。
    2. JDBC プロバイダーを選択します。

      データ・ソースでは、WebSphere で事前定義されている DB2 用ユニバーサル JDBC プロバイダーが使用されます。

      1. DB2 ユニバーサル JDBC ドライバー・プロバイダー (DB2 universal JDBC Driver provider) が使用可能な場合は、リストから「既存 JDBC プロバイダーを選択」を選択します。これが使用できない場合は、「新規 JDBC プロバイダーの作成」をクリックします。
      2. データベース・タイプのリストで、「DB2」を選択します。
      3. 「DB2 ユニバーサル JDBC ドライバー・プロバイダー (DB2 universal JDBC Driver provider)」を選択します。
      4. 「実装タイプ」リストから、「接続プール・データ・ソース」を選択します。
      5. 次へ」をクリックします。
      6. デフォルト値を受け入れ、「次へ」をクリックします。
    3. データ・ソースのデータベース固有のプロパティーを入力します。
      ドライバー・タイプ
      リストから 4 を選択します。
      データベース名
      これは db2 create db コマンドの実行時に使用した名前です。
      サーバー名
      これには DB2® のインストール先サーバーの IP またはホスト名を設定します。DB2 がローカルにインストールされている場合は、localhost を使用できます。
      ポート番号
      これには DB2® でリモート接続用に構成されたポートを設定します。
      次へ」をクリックします。
    4. セキュリティー別名をセットアップします。
      1. 「コンポーネント管理の認証別名」リストで、「your node/DB2」を選択します。ここで、your node は、以前に DB2 用に作成したノードです。
      2. 他のリストでは、デフォルトの「なし」を受け入れます。
      3. 次へ」をクリックします。
    5. 要約を確認し、「終了」をクリックします。
  5. 構成変更を保存するには、「保存」をクリックします。

タスクの結果

データ・ソースを作成し、プロファイルへの変更を保存したら、データ・ソースが正しく構成されているかどうかテストします。データ・ソースのリストからデータ・ソースを選択し、「テスト接続」をクリックします。接続が成功すると、確認メッセージが表示されます。Remote Control は有効なデータ・ソースがなければ機能しないため、テストでエラーが発生した場合は、インストールを続行する前に修正する必要があります。