はじめに

ここまで、Remote Control の用語、および使用可能なコンポーネントについて説明してきました。これで、インストールする必要のあるコンポーネントを特定することができます。

1. インストールするコンポーネントの判別
要件 ターゲット コントローラー サーバー ゲートウェイ ブローカー
他のユーザーがこのコンピューターにリモートで接続できるようにする。 はい はい
Remote Control コンソールを使用するか、スタンドアロン・コントローラーを起動して、他のコンピューターにリモートで接続する。 はい はい
ユーザーとターゲット、およびそれらのポリシーを一元管理する。 はい オプション * はい
監査および記録の一元的リポジトリーを維持する。 はい オプション * はい
自社のインフラストラクチャー内のファイアウォールをトラバースする。 はい オプション * はい はい
自社のネットワーク外のターゲットに接続する。 はい オプション * はい 可 ** はい
* 管理対象環境では、コントローラー・ユーザーが Remote Control サーバー・インターフェースからリモート・コントロール・セッションを開始します。この方法でセッションを開始する場合は、コントローラー・コンポーネントを別個にインストールする必要はありません。Remote Control サーバー・インターフェースでは、Java Web Start コントローラー・コンソールが、コンテキストに応じて起動されます。

** ブローカー・デプロイメントでは、ゲートウェイは厳密に必要というわけではありませんが、ゲートウェイがあるとセキュリティーが向上します。