BigFix リモート・コントロール・アプリケーションは、BigFix 環境内の異なるコンポーネント、クライアント、エンドポイント間の通信を支援します。
Remote Control を使用すると、何千もの PC およびサーバーをリモートでサポートし、制御することができます。サポートおよび制御は、エンタープライズ・スケールで、中央の場所から、または直接、P2P モードで行うことができます。
Remote Control コンポーネントは 2 とおりの方法でインストールできます。BigFix® コンソールにアクセスできる場合は、適用 Fixlet を使用してコンポーネントをインストールします。
Remote Control サーバーでサポートされているインストール・タイプは以下のとおりです。
BigFix Remote Control で導入された、変更された機能または新機能と機能拡張の概要について、以下で紹介します。
ここまで、Remote Control の用語、および使用可能なコンポーネントについて説明してきました。これで、インストールする必要のあるコンポーネントを特定することができます。
Remote Control コンポーネントをインストールするためにインストール・ファイルはさまざまな方法で入手できます。
Remote Control サーバー・インストーラーは、Windows™ オペレーティング・システム、Red Hat Linux™ オペレーティング・システム、および SUSE Linux オペレーティング・システムで使用できます。以下のいずれかのコンポーネント設定を備えた、完全に機能する自己完結型のサーバーがインストールされます。
ターゲット、コントローラー、およびサーバーが、相互に直接接続できない別々のネットワーク上にある場合は、ゲートウェイ・サポートをインストールし、構成することができます。
コントローラーからターゲット・コンピューターに直接アクセスできず、インターネット経由で接続する場合は、コントローラーをターゲット・コンピューターに接続するコンピューターにブローカー・サポートをインストールする必要があります。
Remote Control には、各コンポーネントに必要なインストール・ファイルを解凍するために使用できるユーティリティーが用意されています。
無許可のターゲットが Remote Control サーバーに登録されないよう、セキュア登録機能を有効にし、トークンを使用してターゲットを認証できます。
BigFix® Remote Control ターゲットには、仮想スマート・カード・リーダー・ドライバーをインストールするためのインストール・オプションがあります。BigFix コンソールから Fixlet を実行することによって、ドライバーをインストールすることもできます。
Remote Control コンポーネントをインストールした後、これらのコンポーネントの構成を変更する場合は、コンポーネント・サービスを停止、開始、または再始動できます。
米国連邦情報処理標準 140-2 (FIPS 140-2) は、IT ソフトウェアで使用する暗号モジュールのセキュリティー標準を規定する暗号機能検証プログラムです。
Remote Control バージョン 10.0.0 コンポーネントは、NIST SP800-131A 準拠に対応するように構成できます。
ターゲット・プロパティーはインストール中またはインストール後に構成できます。構成可能なプロパティーは、ターゲット・システムのオペレーティング・システムによって決まります。ターゲット・プロパティーは、P2P セッション中に実行できるアクションを決定します。サーバー URL を設定し、Managed プロパティーを Yes に設定した場合、アクションは Remote Control サーバーで設定されているポリシーによって決まります。
このガイドは、Remote Control の管理を担当するユーザーを対象としています。
ターゲット・ソフトウェアがインストールされていないターゲットとのリモート・コントロール・セッションをインターネット経由で開始するには、Remote Control を使用します。
データベースをセットアップする前に、データベース・ソフトウェアをインストールして、Remote Control のデータベースを保持するインスタンスを作成します。