Remote Control アプリケーションのデプロイ

このタスクについて

アプリケーション・サーバーのインストールとセットアップが完了したら、Remote Control のアプリケーション・コードを WebSphere® サーバーにデプロイします。これには、trc.war ファイルが必要です (追加のセットアップ・ユーティリティーを使用してサーバーのインストール・メディアを解凍すると入手できます)。

注:
  1. このタイプのインストールでは、ヒープ・サイズを 512 MB 以上に設定する必要があります。

サーバー・アプリケーションをデプロイするには、以下のステップを実行します。

手順

  1. 追加のセットアップ・ユーティリティーを使用して、trc.war ファイルを解凍します。必要なファイルとこのユーティリティーの実行について詳しくは、コンポーネント・インストール・ファイルを解凍するためのユーティリティーを参照してください。
  2. WebSphere 管理コンソールで、以下のステップを実行します。
    1. 「アプリケーション」 > 「新規アプリケーション」を選択します。
    2. 「新規エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
    3. 「参照」をクリックし、ローカルまたはリモートのファイル・システム内の trc.war ファイルのパスを入力します。「次へ」をクリックします。
    4. 「アプリケーション・インストールの準備」画面で、「ファスト・パス」を選択します。「次へ」 をクリックします。
    5. ステップ 1: インストールオプション
      デフォルト・オプションをそのまま使用することができます。アプリケーション名は、役割の内容をより明確に表すものに変更することができますが、スペースが含まれないようにする必要があります。「次へ」をクリックします。
    6. ステップ 2: サーバーへのモジュールのマップ
      サーバーへのデフォルトの関連付けをそのまま使用します。「次へ」をクリックします。
    7. ステップ 3: Web モジュール用の仮想ホストをマップ
      デフォルト・ホスト (仮想ホスト) へのデフォルトの関連付けを変更できます。「次へ」をクリックします。
    8. ステップ 4
      コンテキスト・ルートとして /trc を使用してください。これを使用しない場合は、trc.properties ファイルで、さらに変更を加える必要があります。「次へ」をクリックします。
    9. ステップ 5
      Remote Control アプリケーションのインストールを続行する前に、選択したデプロイメント設定の要約が表示されます。

      「完了」をクリックします。

      インストールの進行中は状況ページが表示され、インストールが完了するとその結果が表示されます。
    10. 「保存」をクリックしてマスター構成に保存します。
    Remote Control アプリケーションが、デプロイメント・プロセスの「インストール・オプション (Installation options)」ステップで入力した記述名を使用して、エンタープライズ・アプリケーションのリストに表示されます。アプリケーションを開始する前に、trc properties ファイルをカスタマイズし、デフォルト値を変更することができます。このプロパティー・ファイルは、アプリケーションと共にデプロイされ、WebSphere 内の installedApps ディレクトリーにあります。このファイル内のプロパティーについて詳しくは、「BigFix® Remote Control 管理者ガイド」を参照してください。
    注: ターゲットが正しいサーバーに接続されるよう、trc.properties ファイルの「URL」フィールドに、正しいサーバー IP アドレスまたはサーバー名が設定されていることを確認してください。HTTPS を使用する場合は、URL プロパティーに設定されたホスト名または IP アドレスが、サーバーにインストールされた SSL 証明書の CN フィールドの値と正確に一致している必要があります。