ターゲットへのスマート・カード認証のサポートのためのドライバーのインストール

BigFix® Remote Control ターゲットには、仮想スマート・カード・リーダー・ドライバーをインストールするためのインストール・オプションがあります。BigFix® コンソールから Fixlet を実行することによって、ドライバーをインストールすることもできます。

リモート認証でスマート・カードを使用できるようにする場合、あるいはターゲット・コンピューターに対してアクションを実行する場合は、仮想スマート・カード・リーダー用のデバイス・ドライバーが必要です。

リモート・コントロール・セッション中に、ターゲットは仮想カード・リーダーを作成します。コントローラー・ユーザーは、使用しているシステム上にある物理カード・リーダーを選択し、これを仮想カード・リーダーに接続して、ターゲット・システムがスマート・カードにアクセスできるようにします。セッション中に、Windows から仮想カード・リーダーに要求が出されると、ターゲットはその要求をコントローラー・システム上の物理カード・リーダーにリダイレクトします。

セッション中のスマート・カード機能の使用について詳しくは、セッション中のスマート・カード・リーダーへの接続を参照してください。

仮想スマート・カード・リーダーのデバイス・ドライバーは、Windows 7 以降、および Windows Server 2008 R2 以降でのみサポートされます。

注: Windows 7 または Windows Server 2008 R2 でドライバーをインストールする場合は、ターゲット上に以下の更新をインストールする必要がある場合があります。
KB2921916
Windows 7 または Windows Server 2008 R2 にドライバーをインストールする際に、「信頼していない発行元」ダイアログ・ボックスが表示される」という問題を解決するための Microsoft 修正プログラム。
KB3033929
Windows 7 for x64-Based Systems 用セキュリティー更新プログラム。