SASL (Simple Authentication and Security Layer)
このタスクについて
以下のパラメーターは、LDAP サーバーへの接続を機密保護機能のあるものにするための SASL の使用に関連しています。SASL を使用しない場合は、これらのパラメーターを編集しないでください。これらのパラメーターはコメント化してください。以下の値は、テスト環境で SASL を使用する Active Directory に接続するように Remote Control を構成するために使用されます。お客様の会社に合った正しい値を取得するには、お客様の組織の Active Directory サポート・チームに問い合わせてください。
- ldap.security_authentication
- 使用するセキュリティー・レベルを指定します。このプロパティーが指定されていない場合は、 振る舞いはサービス・プロバイダーによって決定されます。SSL を使用している場合は、この値を simple に設定します。SASL を使用しているる場合は、この値を SASL メカニズムの DIGEST-MD5 に設定します。
ldap.security_authentication= DIGEST-MD5 - ldap.connectionRealm
- ユーザー ID およびパスワードが存在するレルムの名前。
ldap.connectionRealm= mydomain.mycompany.com - ldap.connectionQop
- この値は、以下のいずれかです。
- auth = 認証のみ
- auth-int = 認証、およびシグニチャーを使用した整合性検査
- auth-conf = (SASL のみ) 認証、およびシグニチャーと暗号化を使用した整合性と機密性の検査。
ldap.connectionQop= auth-conf - ldap.connectionMaxbuf
- auth-int または auth-conf を使用する場合にサーバーが受信可能な最大のバッファーのサイズを示す数値。The default is 65536.
ldap.connectionMaxbuf= 16384 - ldap.connectionStrength
- 接続の強度は低、中、高のいずれかにできます。
ldap.connectionStrength= high