データベースサイズの制限

データベースのサイズをモニターし、最小化すると、パフォーマンスが向上します。具体的には、データベースの操作に必要な I/O の回数や CPU リソースが減り、ビューの再構築と更新が高速になり、メモリやディスク容量の割り振りが改善されます。

ODS 53 以上のデータベースの場合、最大データベースサイズは Microsoft Windows および UNIX で 256GB です。それ以外の場合、最大サイズは 64GB です。

データベースのサイズを最小化してモニターするには、次の方法を使用します。

  • データベースを圧縮する。
  • データベースのディスク容量を設定して、データベースがそのサイズを超えないようにする。
  • 文書アーカイブツールや、エージェントを使用して、アクティブでない文書を削除する。
  • サイズの縮小にも効果があるデータベースのパフォーマンス関連プロパティを設定する。
  • 複製設定で不要なものを複製しないように設定して、レプリカのサイズを制限する。
  • レプリカの内容を制限する場合は、データベースのパージ期間を短縮して、削除スタブを頻繁に削除する。
  • データベースにデフォルトのユーザーの使用状況を記録しないようにする。
  • データベースのインフォボックスで [削除取り消しを許可] を無効にする。