データベース設計の圧縮を使用する
データベースの詳細プロパティの [データベース設計の圧縮] を使用すると、データベース内のすべての設計要素のサイズが小さくなるため、Notes® データベースの管理にかかる総所有コストを削減できます。
選択したデータベースで新しい設計要素を圧縮するには
手順
- Domino® Administrator クライアントで [ファイル] - [アプリケーション] - [プロパティ] を選択します。
- [詳細] タブをクリックします。(このタブのアイコンは帽子です)。
- [データベース設計の圧縮] をクリックします。
選択したデータベース内に既存の設計要素を圧縮するには
このタスクについて
新しい設計要素の圧縮を有効にすることに加えて、指定したデータベース内にある既存の設計要素の圧縮も有効にできます。この圧縮では、指定したデータベースでコピー圧縮が実行されます。このコマンドを入力します。
load compact -c filename.nsf
選択した一連のデータベースで新しい設計要素を圧縮するには
このタスクについて
既存の一連のデータベースで、まだ作成されていないすべての設計要素に対する圧縮を有効にできます。
注: 詳細データベースプロパティは、サーバー文書の [セキュリティ] タブの [管理者] フィールドにリストされている管理者のみが使用できます。
手順
- Domino® Administrator クライアントを開きます。
- ファイルペインでデータベースを選択します。
- ツールペインで、[データベース] を選択し、[詳細プロパティ] を選択します。選択したデータベースを [詳細プロパティ] ツールにドラッグする方法もあります。
- [データベース設計の圧縮] をクリックします。
- [詳細プロパティ] ツールを閉じます。
サーバーのすべての既存データベースで設計要素を圧縮するには
このタスクについて
サーバーレベルでの圧縮を有効にすると、新しい設計要素はすべてのデータベースで圧縮されるようになります。コピー圧縮コマンドを追加すると、既存の設計要素を圧縮できます。
サーバーコンソールで次のコマンドを実行します。
load compact -n -c
サーバーのすべての既存データベースで設計要素を解凍するには
このタスクについて
サーバーコンソールで次のコマンドを実行して、新しい設計要素と既存の設計要素を解凍します。
load compact -N -c