HCL Expeditor フレームワークを使用してアドオンインストーラを作成すると、既存の Notes® インストールにサードパーティフィーチャーまたはプラグインをデプロイするための代替方法として、このアドオンインストーラを使用できます。たとえば、Notes インストールキットの一部としてユーザーにカスタムフィーチャーをデプロイしたり、ウィジェットを使用して既存の Notes ランタイムにカスタムフィーチャーをデプロイする代わりに、アドオンインストーラを作成して使用することができます。
このタスクについて
Notes アドオンインストーラツールキットを使用すると、有効な Eclipse フィーチャーやプラグインを既存の Notes ランタイムにデプロイするための MSI インストーラを簡単に作成することができます。
カスタマイズされたアドオンインストーラツールは Expeditor 6.2.1 と一緒に使用でき、Notes インストールキットと一緒に使用できるユーティリティディレクトリツールキットの一部として使用できます。CustomizeAddon.exe と AddonConfig.ini が含まれている notes.addon.installer.toolkit.zip ツールキットは、Notes インストールキットのユーティリティサブディレクトリ内にあります。
手順
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提供されている notes.addon.installer.toolkit.zip ツールキットを、ローカルの一時ディレクトリに解凍します。
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ツールキットを解凍したローカルの一時ディレクトリに移動して、AddonConfig.ini ファイルを開きます。
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次の AddonConfig.ini プロパティのうち、あらかじめ設定されている TARGETUPGRADE プロパティと TARGETVERSIONS プロパティを除くすべてのプロパティを追加します。
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解凍した CustomizeAddon.exe ツールを 1 階層上のディレクトリに移動します。
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記事の説明に従って CustomizeAddon.exe を実行します。
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アドオンインストーラキットのライセンスディレクトリでライセンスを置き換えます (必要な場合)。
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(アドオンインストーラによってデプロイされる署名付きフィーチャーの) deploy ディレクトリと updatesite.zip をアドオンインストーラキットに追加します。
注: deploy.nsf を使用する場合は、そのファイルをキットの deploy\extras サブディレクトリに含めます。詳しくは、関連タスクの「インストールキットをカスタマイズして認証者および認証のデフォルトを設定する」を参照してください。
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Notes が実行中でないことを確認します。
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アドオンインストールキットの setup.exe インストールファイルを実行し、画面の指示に従います。