例:Notes のサイレントインストール中に setup.exe を使用して変換ファイルを呼び出す

オプションとして、サポートされる Windows™ プラットフォームでの Notes® のサイレントインストール中に変換ファイル (.mst) を呼び出すことができます。

MSI 変換ファイル (.mst) を作成した後に、MSI Tuner ユーティリティ (InstallShield Tuner for Notes など) を使用して、Notes のインストールやアップグレード中にその変換を使用して、デフォルト値をオーバーライドできます。

注: Notes マルチユーザーサイレントインストールを実行するには、変換ファイルを使用する必要があります。

注: msiexec コマンドでの変換ファイルを使用したインストール (またはサイレントインストール) では、すべてのクライアントワークステーションに Microsoft™ Windows Installer Service が含まれていることが確かでない場合は、Notes の最初のインストールをネットワークインストールにしないでください。

注: コマンドラインパスは、デフォルトのインストールパスまたは変換ファイルのパスです。

cmdLine=/l*v %TEMP%\notes9.log TRANSFORMS=custom.mst

変換ファイル (.mst) が適用されるのは、コマンドラインでサイレントに、グラフィカルインストール画面を使用して、または Notes Smart Upgrade などの自動化ツールを使用して Notes インストーラを開始したときです。

注: Domino® Designer/Domino Administrator のシングルユーザーインストールの場合、「で Notes のサイレントインストールまたはアップグレードを実行するWindows」で説明されているように、追加パラメータが必要になります。

次のコマンドラインの例では、変換が呼び出され、HCLNotes.mst という名前の呼び出された変換ファイル内に含まれている MSI インストールキットカスタマイズに加えて、追加のフィードリーダーと Connections のフィーチャーのみがインストール用に要求されます。

setup.exe /s /v"TRANSFORMS=HCLNotes.mst ADDFEATURES=Feedreader,Activities /qb+"

別な方法として、次のように設定することもできます。

InstallShield Tuner for Notes を使用し、次のステートメントを使用して追加のフィードリーダーと Connections のフィーチャーのみをインストールすることを指定して、変換ファイルを開きます。
```
ADDFEATURES=Feedreader,Activities
```

以下のコマンドを実行します。

setup.exe /s /v""TRANSFORMS=HCLNotes.mst /qb+"