Domino® では、外部メッセージングアプリケーション (FAX やポケベルのゲートウェイなど) を異種ドメインとして扱います。Domino ドメインから外部アプリケーションへメールを配信するには、異種ドメイン文書を作成します。
このタスクについて
異種ドメイン文書は、Domino ドメインと外部アプリケーション (たとえば FAX やポケベルのゲートウェイ) の間の経路を定義します。異種ドメイン文書は、外部アプリケーションへのゲートウェイとして機能する Domino サーバーを定義するものです。
異種ドメイン文書で設定した制限は、直前の中継点である送信側ドメインだけに適用されます。この制限はサーバー設定文書で設定した制限と連動します。Domino では最も制限の厳しいエントリが優先されます。
手順
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Domino Administrator で、[設定] タブをクリックし、[メッセージング] セクションを展開します。
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[ドメイン] を選択します。
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[ドメインの追加] をクリックして新しいドメイン文書を作成します。
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以下のタブのフィールドに必要な情報を設定し、文書を保存して閉じます。
表 1. [基本] タブのフィールド
フィールド |
Enter |
ドメインタイプ |
[異種ドメイン] を選びます。 |
異種ドメイン |
外部メールシステムのドメイン名。これは、MTA かゲートウェイをインストールしたときに選んだ名前です。 |
ドメインの説明 |
ゲートウェイまたは MTA の説明。省略可能です。 |
表 2. [制限] タブ
フィールド |
Enter |
次のドメインからのメールのみを許可 |
この異種ドメインへのメール配信を許可する Domino ドメイン名。すべてのドメインがローカルドメインから異種ドメインにメールを配信できるようにする場合は、このフィールドを空白にします。 |
次のドメインからのメールを拒否 |
この異種ドメインへのメール配信を禁止する Domino ドメイン名。すべてのドメインがローカルドメインから異種ドメインにメールを配信できるようにする場合は、このフィールドを空白にします。 |
表 3. [メール情報] タブのフィールド
フィールド |
Enter |
ゲートウェイサーバー名 |
ゲートウェイソフトウェアを実行する Domino サーバー名。 |
ゲートウェイメールファイル名 |
ゲートウェイのメールファイル名。適切なファイル名はゲートウェイ付属のマニュアルを参照してください。 |
次のタスク
現在のドメインのサーバーから異種ドメインに接続する方法を指定するには、接続文書を作成します。