メールルーターを起動、停止、再起動する

デフォルトでは、サーバーを起動すると Router タスクが自動的にロードされて起動します。ルーターを手動でシャットダウンして再起動すると、サーバーとメッセージングの問題を解決できます。ルーターの自動ロードを無効にすることもできます。

ルーターをコンソールからシャットダウンするには

手順

  1. コンソールで次のコマンドを入力します。
    tell router quit

    これにより、ルーターがシャットダウンされます。他のサーバーとクライアントはメールを送り続けますが、ルーターはメッセージの送受信を行わないため、メールは MAIL.BOX に保管されます。

  2. ルーターを再ロードするには、コンソールで次のコマンドを入力します。
    load router

タスクの結果

Router タスクが起動し、メールの配信と送信を開始します。

ルーターを Domino Administrator からシャットダウンするには

手順

  1. Domino® Administrator で、[サーバー] > [ステータス] タブをクリックします。
  2. [サーバータスク] ビューを選択します。
  3. タスクのリストで、[Router] をマウスの右ボタンでクリックして [タスクの停止] を選択します。
  4. [はい] をクリックして操作を確定します。

タスクの結果

Router タスクが停止して、アクティブなタスクのリストに表示されなくなります。他のサーバーとクライアントはメールを送り続けますが、ルーターはメッセージの送受信を行わないため、メールは MAIL.BOX に保管されます。

ルーターを Domino Administrator から起動するには

手順

  1. Domino Administrator で、[サーバー] > [ステータス] タブをクリックします。
  2. [ツール] > [タスク] > [開始] を選択します。
  3. [新規タスクの開始] ダイアログボックスで、[Router] を選択して [タスクの開始] をクリックします。
  4. [終了] をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

タスクの結果

Router タスクが起動し、メールの配信と送信を開始します。

サーバーの起動時に、ルーターが自動的に起動しないようにするには

手順

  1. サーバーをシャットダウンします。
  2. NOTES.INI ファイルを編集して、ServerTasks 設定から Router を削除します。
  3. サーバーを再起動して、変更を有効にします。

タスクの結果

サーバーの再起動時に、Router タスクはロードされません。

自動ロードを復元するには、NOTES.INI ファイルの ServerTasks 設定に Router を戻します。

ルーターを Domino Administrator から再起動するには

手順

  1. Domino Administrator で、[サーバー] > [ステータス] タブをクリックします。
  2. [サーバータスク] をクリックします。
  3. [タスク] リストから [Router] を選択します。
  4. [ツール] > [タスク] > [再起動] を選択します。
  5. [Restart Router] ダイアログボックスで、[OK] をクリックします。

タスクの結果

Router タスクが再起動し、メールの配信と送信を開始します。

ルーターをコンソールから再起動するには

このタスクについて

コンソールで次のコマンドを入力します。

restart task router

Router タスクが再起動し、メールの配信と送信を開始します。