インターネットメッセージを転送するとき、またはメッセージに応答するときに MIME 形式を保持する
管理者は notes.ini 設定の KeepReplyForwardMime=1 を Notes Standard 版クライアントにプッシュできます。この設定により、ユーザーがインターネットから受信したメッセージに応答するとき、またはメッセージを転送するときに、MIME メッセージ形式が保持されます。この設定がない場合、MIME メッセージは Notes リッチテキストに変換され、それにより一部の MIME 形式が失われる可能性があります。
このタスクについて
この設定が有効で、ユーザーがインターネットからのメッセージに応答すると、またはメッセージを転送すると、Notes の組み込みブラウザで MIME に準拠した元のメッセージが表示されます。ユーザーは元のメッセージを編集できませんが、それらの情報をコピーし、応答に貼り付けることができます。
この設定は Notes Basic 版クライアントでは使用できません。
手順
MIME 形式を保持するには:
- メールファイルを、Notes および Domino 9.0.1 フィーチャーパック 8 に付属する mail9.ntf テンプレートバージョン以上にアップグレードします。
- notes.ini 設定の KeepReplyForwardMime=1 を Notes Standard 版クライアントに追加します。デスクトップ設定ポリシーを使用してこれをプッシュできるので便利です。
- 組み込みブラウザに対して MIME メールが有効になっていることを確認します。これは Notes 9 ではデフォルトで有効になっています。
- Notes クライアントから、 をクリックします。
- [Notes クライアントの基本設定] をクリックします。
- [追加オプション] で、次の設定が選択されていないことを確認します:[MIME メールに対して組み込みブラウザを無効にする]。