サーバー・インストールの検証

インストールが正常に完了したことを確認します。

次の手順を実行します。

  1. 標準出力またはインストール・ログ・ファイル /var/log/BESInstall.log で、以下のメッセージが表示されていることを確認します。
    The installation of 'BigFix' completed successfully.
    You can now proceed to install the BigFix console on a Windows system and you can log on as 'BFAdmin'.
    The BigFix console installer is available in the folder '/var/opt/BESInstallers'.
  2. 以下のコマンドを入力して、インストールされている各コンポーネントに関連するサービスが開始されて稼働していることを確認します。
    /etc/init.d/besserver status
    /etc/init.d/besfilldb status
    /etc/init.d/besgatherdb status
    /etc/init.d/besclient status
    /etc/init.d/beswebreports status
    または、BigFix Platform バージョン 11.0.2 以降では、RHEL、SLES、および派生プラットフォームのみを対象とする次のコマンドを使用します。詳しくは、「BigFix サービスの管理」を参照してください。
    systemctl status besserver
    systemctl status besfilldb
    systemctl status besgatherdb
    systemctl status besclient
    systemctl status beswebreports
  3. ローカルの DB2 管理ユーザー (デフォルト: db2inst1 ) に切り替えて、次の list database コマンドを実行することで、ローカルまたはリモートのデータベースが作成されていることを確認します。
    su - db2inst1
    db2 list db directory
    以下のデータベースが作成されていることを確認します。
    • サーバー・コンポーネント: BFENT
    • Web レポート・コンポーネント: BESREPOR
    BigFix Linux for MS SQL Server バージョンにおいては、データベースが Red Hat にインストールされている場合、次のコマンドを使用してデータベースが実行されていることを確認します。
    systemctl status mssql-server
    データベースに接続し (Linux では mssql-tools、Windows では Management Studio を使用)、次のデータベースが作成されていることを確認します。
    • サーバー・コンポーネント: BFEnterprise
    • Web レポート・コンポーネント: BESREporting
  4. BigFix コンソールを起動し、インストール時に作成された最初の BigFix ユーザーの資格情報を指定して、コンソールがサーバーに接続していることを確認します。ユーザー・デフォルト値は、正規版インストールの場合は BFAdmin、評価版インストールの場合は EvaluationUser です。サーバー・マシンにデフォルトでインストールされているクライアントが登録されていることを確認します。
  5. 「ツール」->「Web レポートの起動」を選択し、インストール時に作成された最初のユーザーの資格情報を指定して、コンソールから Web レポートにログオンできることを確認します。