NIM ダッシュボードの概要
BigFix® には、NIM 環境のインストール、構成、および管理を行うためのダッシュボードが用意されています。
「AIX 向けパッチ」サイトの「ダッシュボード」ノードからこれらのダッシュボードにアクセスするには、そのサイトにサブスクライブする必要があります。
NIM インストールおよびセットアップのダッシュボード
「NIM インストールおよびセットアップ」ダッシュボードを使用して、 NIM ファイル・セットをインストールし、NIM マスターと NIM クライアントを構成します。
このダッシュボードを使用して、次の NIM タスクを実行できます。
- NIM マスターまたは NIM クライアントの作成に必要なファイル・セットをインストールします。
- NIM マスターを構成します。
- NIM マスターと NIM クライアントを初期化します。
- NIM リソースを定義して構成します。
- NIM マスターに対して NIM クライアントを定義します。
NIM 管理ダッシュボード
NIM 管理ダッシュボードは、主に既存の NIM 環境を使用するのに役立つように設計されています。ダッシュボードは、NIM lpp_source リソースを更新するための コンテンツを作成するのに役立ちます。このコンテンツは、次に SPOT リソース、NIM マスター、 および NIM クライアント・システムを更新するために使用できます。
このダッシュボードでは、使用可能な一般的な NIM メンテナンス・タスクの 小規模な集合も提供します。以下のタスクを使用できます。
- NIM マスター構成ファイルを再作成する。
- NIM クライアント構成ファイルを再作成する。
- NIM マスターと NIM クライアントの日時を同期化する。
- NIM マスター上でプッシュ権限を有効または無効にする。
注: このダッシュボードから生成される基本の NIM 操作では、それらの標準出力 (STDOUT) と標準エラー出力 (STDERR) がテキスト・ファイルに保管されます。また、コマンドを実行しているアクションのタイム・スタンプと ID も このテキスト・ファイルに保管されます。<Path to Endpoint Manager Data Directory>__NIM_Logs/NIM_Operations_<yyyymmdd>.log でこれらのファイルが見つかります。例えば、/var/opt/BESClient/__BESData/__NIM_Logs/NIM_Operations_20130520.log です。