Oracle Database

Oracle Database (DB) は、1 つのユニットとして扱われるデータの集合です。データベースは関連情報を格納し、取得します。Oracle Database は広範に使用され、その信頼性、拡張性、広範な機能によって知られています。

BigFix を使用して Oracle Database にパッチを適用するには、次の 3 つの基本的な手順が必要です。
「更新」 Fixlet をポリシー・アクションとしてデプロイ
このアクションでは、oratab ファイル内のすべてのデータベース (または Windows 上の Oracle サービス) に関する情報を、それぞれのパッチ・レベルとともにキャプチャします。
「プリチェック」 Fixlet をデプロイ
この手順では、Oracle OPatch ユーティリティをパッチに必要なバージョンに更新し、パッチをインストールするための前提条件 (ディスク容量、パッチ競合など) を確認します。
「パッチ」 Fixlet をデプロイ
最後の手順では、バイナリー・パッチとデータベース・パッチの両方をインストールする「パッチ」 Fixlet をデプロイします。
注: Windows 以外のシステムでは、更新 Fixlet は、oratab ファイル内のデータベースに関する情報のみをキャプチャできます。データベースが oratab ファイル内にない場合、パッチ Fixlet はそのデータベースをパッチ処理に含めません。
注: プリチェック Fixlet とパッチ Fixlet は、OS、Oracle バージョン、および「OracleDB 19C on Linux-2023-10 Patch」など特定のパッチ・レベルに固有です。(ASM と RAC に固有の Fixlet バリアントもあります)。プリチェック Fixlet またはパッチ Fixlet をデータベース・サーバーにデプロイすると、そのサーバー上のすべてのターゲット・データベースについてプリチェックまたはパッチの適用が実行されます。たとえば、「OracleDB 19c on Linux-2023-10 パッチ」では、oratab ファイルにリストされているサーバー上のすべての 19c データベースに 2023ー10 パッチを適用します。
注: プリチェック Fixlet は、パッチ適用前に必要に応じて複数回実行できるように設計されています。プリチェック Fixlet を実行すると、対応するパッチ Fixlet をデプロイする前に、すべての前提条件が満たされていることを確認できます。